年年大吉
中国に関連するモロモロのつぶやきです。
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DATE: 2008/07/02(水)   CATEGORY: 高虎
大明天子
やっとやっと、「大明天子」を見終わりました!

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高虎(ガオ・フー)さん出演作品、という事で、
昨年末にYesAsiaで購入しておきながら、
しばらく放っておいたので、こんなにかかってしまいました…(^^;

そもそも、全36話のドラマDVDを見続ける”持久力”が欠如しているワタクシ。
(どちらかというと、映画派)
やはりドラマは定期的に放送されるんじゃないと、
自分でDVDセットして…となると、ついつい他の事を…(^^;

中文言語だし中文字幕だし、
ほんとに理解できたのか、自分でも怪しいのですが、
とりあえず、史実と同じ部分もあるので、そこは助かりました!

特筆すべき(?)は、「天龍八部」の丁春秋こと、申军谊さんが出てました!
しかも永楽帝役、という事は、高虎演じる建文帝とバチバチやる訳で、
「天龍」では高虎演じる虚竹に丁春秋はやられちゃうんですが、
今回は全く逆です!
そんな訳で、ハラハラしながら鑑賞しました(^^;

以下、粗筋です。
歴史に詳しい方は、きっと説明不要かも・・・(爆)
【粗筋】

明の太祖、朱元璋は、晩年、長男の朱標を皇太子にたてました。
病弱な皇太子の厄払いのために、
建国の元勲、徐達の次女・徐妙雲を朱標に嫁がせるものの、
新婚の夜、朱標はすぐ死んでしまいます。
結果として、朱標の子供、朱元璋にとっては孫にあたる
朱允炆(のちの建文帝)が皇太子に立ちます。
老いるに従い、後の心配をした朱元璋は、
建国の功臣たちをも粛清し、徐達までもが殺されてしまいます。

朱元璋の死後、第2代皇帝に即位した建文帝とその側近は
地位を確固たるものにする為に
他の皇族の力を弱めることを画策します。
この粛清に危機感を持った建文帝の叔父、燕王(=朱棣)は
建文帝の側近である斉泰や黄子澄らを奸臣であるとして、
それを建前に靖難の変(原文では”奉天靖難”と言ってた)を起こします…


【キャストとそれぞれについての感想】

永楽帝・燕王・朱棣…申军谊
大明天子1

朱元璋の4番目の息子。
…永楽帝ってなんかイメージ悪いです。
彼が反旗を翻したのも、やられる前にやりかえせ!
という理由があってのことだとは思うのですが…
そして、お好きな方には申し訳ないですが、
この余裕の表情がもう、憎たらし~い!
力がある、っていうのは
アブラギッシュなエネルギーも発しているという事なのでしょう!
燕王に封ぜられたのは21歳の時、ということですが、
もちろん21歳には見えず…(^^;
晩年はしっくりきましたが。
建文帝とは、皇帝の座はもちろん、徐妙云を争います。
それも、先に徐妙云の姉さんを自分の奥さんにしてるのに・・・
姉妹で、ってちょっとねぇ…歴史的には普通にある話なのでしょうが。
全体的にネチっこ~く演じておられました。

建文帝・朱允炆・应文…高虎
大明天子7

朱元璋の子供である朱標の子供。(つまり朱元璋の孫ですね)
朱標が朱元璋の正妻の息子なので、
朱允炆は正統、ということになります。
高虎さんお得意の皇帝&坊主役♪
建文帝は、歴史的にみて、
文弱とか為政者としては無能、とか言われているそうですが、
ドラマでも概ねそんな性格でした。温和で優しいんですけどね。
即位した時は16歳だし、心細いというのもあったようで、
継母であった徐妙云に対し、物凄い愛情と執着を見せます!
彼女が失踪した時は、宦官の王公公と二人だけで探しに出てしまったり、
皇帝としては、軽はずみな行動をします。
しかも殺されかけるし!
でもそこまでされた方はぐらつきますよね~!(^^;
燕王に地位を追われ、祖先の霊の前で慟哭する演技は大迫力!!
「お爺様は一介の坊主から皇帝に上りつめられたのに、
私は皇帝から坊主になり下がるのか…」とか言っちゃって!
いや~泣きました…
大明天子2

逃亡する為、坊主になってからは、見た目は全く虚竹そのものでした(^^;
ちょびっとだけ眉毛が濃いかもしれません。
で、史実では殺された事になっていますが、
ドラマでは信憑性の定かでない、逃亡説を採用しています。
史実では、朱文奎と朱文圭 という子供がいたらしいですが、
ドラマには出て来ません。
最後、オジジになった所↓まで演じてらっしゃいました(^^;
大明天子3


徐妙云…俞飞鸿
大明天子13

徐達の次女。ということは、徐輝祖・徐王妃の妹。
この人こそが、このドラマのキーマンです!
”明朝の楊貴妃”なんて言われてました。
もちろん褒め言葉じゃなくて、
”男を惑わす傾城の悪女・国家の敵”という意味で、です。
ご本人は美人だし、優しいんですけども、
何故かみんな彼女を好きになり、その為に国政が揺らぎます。
彼女、最初は燕王の事が大好きです。
その時は既にお姉さんは燕王に嫁いでるのですが。
姐夫に恋焦がれるなんて、阿紫みたい…(^^;
でも泣く泣く朱標に嫁がされ、しかもすぐに死なれてしまいます。
寡婦となって、無聊を囲う日々です。
そんな妙云に、「皇帝になんて向いてない」と悩む建文帝は
”同病相哀れむ”でトチ狂いますが、それを巧みにかわします!
実際、押しが弱いです、建文帝!優しいって事なんでしょうけども。
そのうち燕王と建文帝の間が一触即発!になってくると
二人の間でグラグラ揺れ動きます。
優しく、自分一筋の建文帝か、初恋の人、燕王か?
そこら辺がこのドラマの見せどころのようです。
結局、建文帝のまごころに打たれ、建文帝の味方となり、
人材不足の臣下を差し置いて、
欽差大臣となって燕王に交渉に行きます。
(徐達の娘という点を見込まれた)
そこで燕王の押しに負け(というか絶対に願望があったに違いない)
燕王とネットリした一夜を…!
いったい、何を交渉しに行ったんだか…(^^;
その後、後がない建文帝のたっての願いも聞きいれ
最後の一日だけ皇后になって、
ここでもまたアッサリした一夜を…!
…見境がないぞ!!
なので、身ごもった時にはどちらの子供だ!?みたいな事になります。
しかもその事を、燕王の正妻である、自分の姉さんに相談したりして。
結局、入水自殺(爆)…ひどい話です。
この徐妙云って人、実在の人物だったのかどうか、ウラが取れてません(^^;
だけど、この燕王と建文帝が彼女を好きだった、というのは
どーもドラマオリジナルストーリーという気がします。
よくわかりませんが・・・

道衍
大明天子12

このお坊さんは、
朱元璋が各地の王を見張る為に、派遣したそうですが、
逆に燕王の謀師となり、靖難の変に協力します。
出家の身なのに、目の前で人が死んでも平然!
しかもなかなかの切れ者なのが憎らしいです!!
「何が『阿弥它仏~善哉善哉!』だ!!」と思って見ていたのですが、
燕王が永楽帝となり、自分も地位を貰って実家へ帰った際、
お姉さんに「お前は偽坊主、反逆の途だ!」と怒られて、
急に態度豹変…シスコンなのかしら…(爆)
謀反を起こす前に、自分の行為の意味に気づいて欲しいですよね。
どうしても建文帝を殺そうとする永楽帝や高煦から、
建文帝=应文をかばってやったり。
なんかアッサリ良い人になったのが不自然な気もしました。
ドラマ用のラストにする為、やむなく性格変更したのかもしれません。

徐王妃…宋春丽
大明天子9

徐達の長女で燕王の妻です。
燕王が謀反の疑いを晴らす為、
自分の3人の息子を建文帝の元へ人質に送った時、
この人は心配のあまり、病気になってしまいます。
自分たちが勝手に送りつけたのに、
人質を返して欲しい!と妹の妙云をめちゃくちゃ責めたりして、
自分勝手だな~という印象でした(^^;
燕王が謀反を起こすのを逡巡していた時、
自分の髪の毛をひと房切って、寝ている燕王の髭につけて長さを足してやって、
内助の功を発揮したりしてました。
(これって”结发夫妻”ってやつでしょうか?)
優しい顔なのですが、
「一国に二人の皇帝は存在出来ない!」と、
逃げた建文帝を殺すことに最後まで拘っていたりして、
結構残酷かも・・・。いや、母は、女は強し!という事かもしれません。

朱高煦
大明天子11

燕王の次男。こいつがね~!!!もう最高に悪い奴です!!
口癖が「殺~!」ですからね~!!
で、実際にばんばか人を殺します。
建文帝に毒を盛るとかは、まぁ敵対してるからやるだろうけど、
文弱な兄・高熾が皇太子になるのも気に入らず、刺客を送ったりします。
すぐキレるのってやっぱり大問題だと思う…。
このドラマでは最後までプリプリ怒りながら出てましたが、
史実では、反乱を起こして庶人におとされ、最後は殺されるそうなので、
よしとします!?

徐輝祖…張柏俊
大明天子8

徐達の長男で定国公です。
建文帝に忠誠を尽くしています。
評判の悪い、妹の妙云にはちょっとあたりがキツイです。
親戚だからと燕王がこちらに寝返るよう言っても、聞き入れません。
「殺すぞ!」といっても、構わずお酒を飲み食いしたり(^^;
「娘的!」が口癖の豪気なおじさんでした!
…しかし徐家は朱家とすごい因縁です。
「碧血剣」では、この徐輝祖が建文帝のお宝を隠してるんですよね♪

馬皇后…林静
建文帝の正妻。
このドラマ中で一番かわいそう大賞!
建文帝が徐妙云にいれあげてるので、皇后なのに冷遇されます。
嫉妬のあまり、病気になって、
建文帝にご飯食べさせてもらってる所は可愛かった(*^^*)
燕王が入城するか!?という時になっては、
建文帝の「妙云を皇后にして、誰はばかる事なく…!」
という望みをかなえるべく、廃されてしまいます。
何も悪いことしてないのにね…
そんななのに、建文帝を逃がす為、身代わりとなり、冠を被って焼身自殺。
そこまでしたというのに、切れ者、道衍が焼け跡から剃髪用の剃刀を発見し、
偽装自殺はバレてしまい、いよいよ報われません。

【全体的な感想】

中盤、陰謀をめぐらしたり、という所は正直中だるみしました(^^;
中文が良くわからないので、長ゼリフになるとついていけないんですね。

あと、軍の戦いの場面とかも、
エキストラのダラダラした少数の兵隊さんが
「わ~」とか言いながら呑気にペチペチやっているので、
そのあたりに見るべき物はないです。
武侠とかアクションものじゃないですから当然ですね。

でも後半は畳みかけるように面白くなりました!
結局良く考えたら、色恋のいざこざでワーワー揉めてたような気もしますが。
しかし宮廷って、そういうモノなのかもしれません。
どの程度が史実で、どの程度が創作なのでしょうね。

高虎さんが、明の第2代皇帝である建文帝を演じた後で、
現在放送中の「碧血剣」では明の最後の皇帝、崇禎帝も演じている、
という所にもおもしろさを感じました(^^)
なんかリンクしますよね。
どちらも亡国の皇帝と言うか、名君とは言われないところがまた…(^^;

COMMENT

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rei☆azumi | URL | 2008/07/03(木) 10:00 [EDIT]
おはようございます

この時代の話、少し前に田中芳樹氏の『二人の皇帝』で読んだところだったので、興味深く拝読しました。
(こちらも建文帝生存説にしたがって書かれていましたし)

“いいひと”だったけれど、気が優しすぎて、皇帝には不向きだった建文帝、高虎さんにすごく似合いそうだなぁって……完全に虚竹クンのイメージを引きずってます、私(笑)
でも、すごく似合いそう。

オジジになった高虎さん、実にいい味出てますね~。


しうぐー | URL | 2008/07/03(木) 21:17 [EDIT]
このドラマ、去年だったか一昨年だったか、CSの中国語チャンネルで、
放送されてたのをちょっと観たことがあります。

申军谊がほんとねちっこいというか、とってもアクが強いので、
途中で挫折しましたわん。

しかし、高虎さんってほんと坊主頭がお似合いですなあ。
頭の形がいいのかな?
● >rei☆azumiさんへ
阿吉 | URL | 2008/07/03(木) 22:34 [EDIT]
>田中芳樹氏の『二人の皇帝』
あ、私もこれ、このドラマを見るにあたり、
何かの検索で引っかかって気になってました!
やはり読んでみなくては!ですね!(^^)
建文帝は、実の叔父に
殺されなくてはならない程の事をしただろうか?
もし、燕王が謀反を起こさなければ逆に殺されていただろうか?
などなど、争いの根っこの部分をもうちょっと知りたいです!

>建文帝生存説
建文帝擁護派、
というか、生きてて欲しいという意見が多数なんでしょうね。
キリスト生存説とか義経生存説に近いような…

>虚竹クンのイメージ
出家してからは、元々大して強硬派でもない性格が、
より一層弱気になっており、虚竹そのものでした(笑)
周りの対応も元皇帝に対して、
というより虚竹に対して、みたいで粗雑(?)でしたし。

オジジ役で、高虎さんの老後の姿も想像されますね♪
● >しうぐーさんへ
阿吉 | URL | 2008/07/03(木) 22:39 [EDIT]
>CSの中国語チャンネル
へ~!知りませんでした!
中国の”歴史大河ドラマ”という触れ込みですもんね。

>申军谊
ですよね!!時にモニターに向かってキーキー言いつつ、
イラっとしながら見てました(爆)
なんか悪いキューピーみたい…
中盤は申军谊ばっかり出てくるので、もう、もう~!
って感じでした(^^;

>頭の形がいいのかな?
確かに、けっこう綺麗なマルですね!
しかしオシャレボウズではないような…
ホンモノのお坊さんが似合います!(爆)
● 永楽帝
まや | URL | 2008/07/04(金) 19:27 [EDIT]
>アブラギッシュなエネルギー

永楽帝ってまさしくそんなイメージですねえ(爆笑)
私は元々広域支配者に興味があったりするで、
永楽帝にもそれほど悪いイメージは持っていないんです。
鄭和に大船団を率いらせて航海に出しちゃうなんて、かなり太っ腹なトコもあるし・・・。
(まあ、明の民衆にとっちゃ大金使われて大迷惑だったでしょうが・・・(^^;)

まあ、でも相当猜疑心も強そうだし、わがままそうだし、
確かに、あんまりお近づきにはなりたくない人ですよね~。
● >まやさんへ
阿吉 | URL | 2008/07/05(土) 11:36 [EDIT]
>広域支配者
支配者ってだけでもひとかどの人物ですが、
広域支配者となると、より一層パワーアップですよね~。
やっぱり油=エネルギーが要ります!(^^)

叡智に富んだ皇帝であり、
なおかつ良い家庭人でもある、ってありえないかも。
どこか犠牲にするモノがあってこそ、ですかね。

あと、永楽帝即位後の
深いエピソードは一切なかったです(爆)
私と同じく、建文帝(高虎)擁護目線のドラマでした。

…この記事アップ後に色々考えたんですが、
このドラマは徐妙云をめぐる三角関係に
かなり重きを置いてました(^^;
(というか私がそこばかり見てた)
日本の大河ドラマでも、
戦国モノであれ幕末モノであれ、
”恋愛”ってひとつの軸になってますよね~。
それだけ、だと物足りなさもありますが。
● 全話観賞お疲れ様でした!
ふたば | URL | 2008/07/06(日) 23:44 [EDIT]
中文で36話はけっこう疲れますよね~。いくつか中文ドラマ、買い込んではいるのですが、パッケージを眺めてるだけでなかなか観賞には至りません…。いつかスラスラ見られるようになったら嬉しいのですが…まだまだ道は遠し…。

今ネット配信で見てる『覆雨翻雲』も同時代が舞台です。
こちらのドラマではどちらかというと燕王が味方側で允炆が敵方のような設定ですが…なるほど燕王が後の永楽帝なのですね~。

それにしても坊主頭の高虎さんは虚竹そのものですねえ~。やっぱり似合いますね~坊主頭…。
● >ふたばさんへ
阿吉 | URL | 2008/07/07(月) 21:09 [EDIT]
>中文で36話
字幕みないと、いよいよわかりませんので、
”ながら見”無理ですもんね~(^^;
あとPCのWindowsPlayerで見ると、
早送りができないので、解らないのに
凝視してるとウトウトする事も…(爆)

>『覆雨翻雲』
Oh~!燕王寄り目線のドラマもあるんですね!
たぶん永楽帝になってからは、
善政を敷かれたのではないかと想像しますが、
親族で戦うというのは、どうしても血なまぐさく…(^^;

これも見てみたいですが、
ネット配信は我が家の苦手部門です。
固まりまくりでして…(^^;

高虎さん、前世は絶対坊主です!(^^)

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