年年大吉
中国に関連するモロモロのつぶやきです。
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DATE: 2008/10/05(日)   CATEGORY: 古龍
歓楽英雄
八雲さんからお借りした、「歓楽英雄」、
2日で読み終わりました~!

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メチャクチャ面白かったです!!(^^)//
なんでこれが絶版~??
もし再度出版してくれるなら、
10セットくらい購入して、布教活動するのになぁ…
もう、私の”古龍小説ランキング”が入れ替わりましたよ~!

1位:「歓楽英雄」
2位:「多情剣客無情剣」
3位:「楚留香 蝙蝠伝奇」
4位:「陸小鳳シリーズ」
5位:「辺城浪子」
(「マーベラスツインズ」は未読了だから保留だけど、1位は無い…)

「多情剣客無情剣」の李尋歓を抜くなんて、凄いことですよ!
主役の郭大路、それくらい良い奴、っていうか私の好みに合う!
素直で大雑把、嘘がつけない、武芸の腕も大したことない、
でも、友情に厚い!勇気がある!迷いなし!
これぞ真の英雄!という気がします。(^^)
そう、腕じゃないんですよね、心粋です!

全体的に明るくて、希望に満ちた感じが好きでした。
むやみやたらに人を殺さないし、
敵の事も、ひとかどの人物なら、あっという間に信頼しちゃうし。
(…ってそこはどの英雄も一緒ですかね?)

主役4人のキャラも良いし、彼らの友情も素晴らしい!
さすが、キャラクターの古龍!
特に郭大路と燕七のやりとりは、
ニヤニヤしながら読んでしまいました(^m^)プププ
疎い郭大路のつぶやきを、王動と林太平があえて正さないトコロとかも・・・

女性の扱いも、尊重されてて良かったです!
古龍にしては、”惚れてるけど結婚は別”というパターンじゃなかったし。
束縛が嫌な自由人っぽい話に見せておいて、
意外と愛情についてはストレートな表現でした(*^^*)
王動だけは、ちょっと過去に拘ってて、大人な感じかな?
なので、他の作品と比べると意外な感じでした。
古龍先生、女心をなかなか解ってらっしゃいますねぇ!

李尋歓が、病気持ちのちょっとヒネた渋いオジサンなら、
郭大路は、お金はなくとも未来に希望を持っている若者です。
どちらも英雄好漢であることに違いはないけれど、
そのキャラクターの違いが作品全体の色を大きく分けてました。
なので、今作はハードボイルドな感じは薄いですし、
ミステリー要素もあまりないです。
それぞれが持っている秘密に関してストーリーは展開していくのですが。

友情って素晴らしいなぁ~!と思える作品でした。
ところどころに差し挟んでくる、古龍節が、
まぁ、クサイんだけど、感動しちゃったり。
心に残った名セリフ、

「おまえが疑おうと、俺を殴ろうと関係ない。
 親友でいてくれれば、何をしようと関係ないんだ。」

「王老大のためなら、俺はすべての服を質屋に入れられるけど、
 下着だけは残しておく。
  でもおまえのためなら、下着も質に入れてしまうだろう。」

「生きるなら、一緒に楽しく暮らそうぜ。
 死ぬんならやっぱり一緒に、痛快に死んでやろうじゃないか。」

…ってアタリ(^^)

古龍先生が、自分の死の間際にも、
誰か友人が訪ねて来ないかと、弟子に訪ねていた、
というエピソードを、何かのあとがきで読んでいたので、
ちょっと悲しくなるとともに、
古龍の友情に対する思い入れの強さを感じていました。
今作は、自分の私生活において、
友情とか愛情を確認できた時期に執筆されたのでしょうか?
だとしたら、古龍の人生の為に、ちょっと良かったなぁと思います。

まぁ、実際、こんな豪放磊落な生活出来んやろ!とか、
登場した人物間で無理やりくっつけてないか?とか
ツッコミどころはあるものの、
娯楽小説としては、大変面白かった!スカッとします!
自分も「富貴山荘」の仲間になりたい!という気持ちになる作品でした(^^)

COMMENT

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ふたば | URL | 2008/10/05(日) 22:07 [EDIT]
>おまえのためなら、下着も質に入れてしまう
あははは^^…うわ、これいいなあ~
妙に生活感が漂う、名ゼリフ!
誠意が滲み出てますね~!
ほんと古龍作品、復刊して欲しいです~。
私も「マーベラスツインズ」は部屋に転がってるものの
まだ読んでないですよね~^^;
● 絵が…絵がっ!
八雲慶次郎 | URL | 2008/10/05(日) 22:28 [EDIT]
…違っていたら少しは延命されていたかもしれない気がする。
復刊ドットコムはすでに票は集まっているけど無理でしょうね。他のところで出せないものかなあ。
「歓楽英雄」は、カリオストロの城のラストのような気持ちのいい余韻に浸れる良作なのでお気に入りです。
● 読んでみたい~!
まや | URL | 2008/10/05(日) 23:34 [EDIT]
>古龍の友情に対する思い入れの強さを感じていました。

私もちょうど今、ブログの記事を完成させる為に
阿吉さんにお借りした古龍を読み直し中なんですが、
やはり彼は縦関係より横関係、友情が何より大事なんだな~と
感じていたところなので、この点、すごく同意できます。

どのキャラクターも家や流派にこだわらず
(というか浪子だから元々そういうのに関係ないのか(^^;)、
友情という対等な関係をすごく大事にしているところが、
現代の私たちには感情的に理解しやすいかも知れませんね。

阿吉さんの後、この本を貸していただけるよう、
今度、八雲さんにお願いしちゃお~っと。
● 古龍は
謫仙 | URL | 2008/10/06(月) 08:38 [EDIT]
わたしも読んだことがありますよ。金庸小説で武侠に目覚めたころ、図書館にあったので……
わたしはいまひとつのれなかったのですが、三冊間を置いて読んだせいかな。一番大きな理由は、「いつの話、どこの話、なんか嘘っぽい」
金庸小説も司馬遼太郎や陳舜臣と並べて歴史小説として読んでいたころですから、どうしても引っかかるンですね。
SFならSFとして好きなんです。でもそうでもないし。
今になってみると、古龍小説はSFとして楽しむべきだったのかも知れません。それでもついSFとしての整合性を求めてしまいます。
多情剣客無情剣は挫折しました。いえなんとか読み終えることはできましたが、古龍の話をするために無理して読んだようなもの。

それから、雪山飛狐の前半を見終わりました。
程霊素と11歳の苗若蘭のやりとり、面白くて笑ってしまいました。
● >ふたばさんへ
阿吉 | URL | 2008/10/06(月) 18:18 [EDIT]
>生活感が漂う、名ゼリフ!
でしょう~!(^^)
で、この台詞の後に、
「おまえの汚い下着なんか、誰もいらねえよ!」
と返されてしまうんですが、
その掛け合いがツボでした(^^)
小説なのに、面白コンビ…!

「マーベラスツインズ」、
発売の度、ちょこちょこ読んでますが、
前巻までを忘れてしまうんですよね~。
10/15に「マーベラスツインズ契」3巻発売でしたっけ?
● >八雲さんへ
阿吉 | URL | 2008/10/06(月) 18:23 [EDIT]
絵ですか(^^;
この挿絵の方、漫画家さんなのですね!
郭大路と王動の顔が、ページによって全然違うので、
ちょっと戸惑いましたが・・・(^^;
うーん。”萌え絵”と”劇画調”
どっちが良いものか…??

なんとか復刊、して欲しいですね~。
随分気に入ってしまったので、
高~いのに、
ユーズドででも買ってしまいたい誘惑に駆られてます…。
● >まやさんへ
阿吉 | URL | 2008/10/06(月) 18:29 [EDIT]
>現代の私たちには感情的に理解しやすいかも知れませんね。
そう!そうなんですよね~!
見知らぬ弱き民の為、とか、
名ばかりの同門(=現代なら会社組織?)の為に
死ぬのは抵抗あるけど、
友の為なら、命かけれるかも!(…やっぱ無理?)
と思わせられるあたり、凄く共感できます!?

そういや、家族の為、っていうのは、
どの作家さんも出てこないですね。

是非、八雲さんから借りて下さい!!
● >謫仙さんへ
阿吉 | URL | 2008/10/06(月) 18:33 [EDIT]
そうですね~!
整合性を見て行くとつっかかるかもしれませんね(^^;
キャラクターで言うと、
有り得ない設定だからこそ、
こういう漢がいたら…と夢想出来るところが
古龍の魅力かな~と思います!
…逆に、私は歴史小説をほとんど読まなかったので、
全然気にならなかったです(^^;
武侠モノ(中国モノ?)はツッコミ入れながら見るのが
ひとつの醍醐味みたいなので、それはそれでしょうか?

>程霊素と11歳の苗若蘭のやりとり
ここはドラマの作りに軍配でしょうか?
小説だと苗若蘭は出てきませんものね。
小さいのに、”女の争い”って感じで微笑ましいです。

rei☆azumi | URL | 2008/10/06(月) 18:41 [EDIT]
う~ん。
多分、絶対、好みの内容! な気がするのになぁ。
本当に、何だって、これが絶版なんでしょ。
読みた~い! と思って、古書関係のサイトを当っても、ないんですものね~。
というのは、置いておいて。

古龍って本当に、男同士の友情を描くのが好きだし、上手いですね。
マーベラス・ツインズも、そっち系に流れそうな感じなので、
3巻目が楽しみなんですよ(*^_^*)
● >rei☆azumiさんへ
阿吉 | URL | 2008/10/07(火) 21:14 [EDIT]
本当に、胸のすくような良いお話でした(^^)
何故、絶版なのか、残念です。
ユーズドで買おうかとAmazonに行ってみましたが、
3冊で2万円近くになると思うと、やはり躊躇…
ヘタレですね(^^;

古龍の男同士の友情、
そして女性関係、
つい、ニヤリとしちゃいますよね!
こういうお話って、誰でも描けるもんじゃないかも、
と思いました!

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