年年大吉
中国に関連するモロモロのつぶやきです。
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DATE: 2008/12/13(土)   CATEGORY: 酒見賢一
周公旦
まやさんからお借りした「周公旦」を読みました。
周公旦 (文春文庫)周公旦 (文春文庫)
(2003/04)
酒見 賢一

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周代の事など、ぜ~んぜん解らない私ですが、
毎度のことながら、中国の歴史の奥深さにはびっくりしてしまいます。
紀元前1046年頃のお話ですか…。
そして、周公旦は”孔子が聖人と崇める人”
というのだから、又、見当がつきません!
どんだけ前に、どんだけ凄い人がいたんだ!という感じです。

そんな状態なので、大したことは書けませんが、
とりあえず、備忘録という感じの感想です。
同年代の人として、太公望呂尚が出てきたりします。
太公望であれば、故事として聞いたことはあります。
なんだか中国の春秋戦国時代は、故事成語の豊富な時代であるようで、
なかなか興味深い時代であります。

この時代は、王侯であっても文章が書ける人は少ないらしく、
周公旦は数少ない、文章を操れる人であり、
その能力は呪術的な力をも備えていたようです。

また周公旦は、礼学の基礎を形作った人物であるという事ですが、
この「礼」っていうのが又、興味深い!

いわゆる現代の礼儀とか礼節の元になっているんでしょうけれど、
やっぱりこの頃はもっと呪術的なパワーを秘めているようです。
といっても、天に祈って、神懸かり的に御神託をもらう、という部分もあるものの、
それだけでなく、礼によって国を治めるやり方というのが、
なんて言うんでしょ、魅せ方によって人心を掌握する、というか…
天意であるように見せて、人々を承服させるというか、そんな感じ…
いや、でも別に周公旦自身がカリスマになったという訳ではなく、
何でしょうねぇ…あぁ、うまく言えない!

後半、当時は周にまつろわぬ、荊蛮と呼ばれていた、に赴くあたりからが、
又、面白いです。
楚の礼はずいぶん原始的な感じなのですが、
そこに周公旦が入って行って、周の礼をやってみせます。
”蛮”といっても、現代の湖北省あたりですもんねぇ…
中華というのはほんとごく一部だったのだなぁ、と、
そして同一民族かどうかが中華かどうかの判断基準ではなく、
同じ文明を受け入れるかどうかが境目である、というのも非常によく解りました。

又、周公旦は野心家ではなく、純粋に、
兄である武王、そして、その子である成王に仕えています。
その姿もなかなかに感動的で、
魅力的な人物として描かれていました。

春秋戦国時代…面白いですね!

COMMENT

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● 本当に……
rei★azumi | URL | 2008/12/14(日) 08:59 [EDIT]
中国の歴史って、深くて広いですね~
きちんと的をしぼらないと、途中で遭難しそうなくらい。
というか、興味の出たものを端から読んでゆくと、その、読む端から忘れるんですよ~(T_T)

とはいえ、この時代も面白そうですね。
この『周公旦』はウチのほうの図書館にはなさそうなので、何か、この時代の関連本、探してみようかな~(笑)
● >rei★azumiさんへ
阿吉 | URL | 2008/12/14(日) 22:07 [EDIT]
ほんと、中国の歴史は深くて広いですよね!
こんな昔にきちんと学問があったり、
仕組みを考えている人がいるんだなぁ~と思うだけで、
途方にくれそうですが…(^^;
日本が色々文化を真似し取り入れてたのも納得です!

私もちょびっと読書感想文らしきものをアップする事で、
忘れなければ良いなぁ~と思うのですが・・・
怪しい!

>この時代も面白そうですね。
そうなんです!
なんか今、この辺の時代にハマりそうです…
もともと、原始的なパワーを
感じさせてくれる時代が好きなのですw
登場人物も「これからだ~!」と、
イキイキしている印象です!
退廃的な時代も良いですけどねw
● 周公旦
謫仙 | URL | 2008/12/15(月) 21:09 [EDIT]
太公望の扱いが、宮城谷昌光とは逆ですね。
老齢なのに、野望に燃えている太公望。
宮城谷太公望は青年なのに老成している。
どちらが実像に近いか。「覆水盆に返らず」なら老齢ですが、それも後代の創作らしいし。
ドルゴンが、5歳の皇帝をつれて、北京にいき、皇帝扱いする中国人に、「周公旦として来た」と言ったという話がありますね。
実力は皇帝でも皇帝にならず、幼い皇帝を助けた見本です。
実在の人物かどうか疑問はあるのですが、一応歴史上の人物です。
● >謫仙さんへ
阿吉 | URL | 2008/12/15(月) 22:02 [EDIT]
>太公望の扱いが、宮城谷昌光とは逆ですね。
今、読んでいる宮城谷昌光先生の本にも
チョコチョコと、周公旦や太公望が出てきます。
作家先生によって、キャラ付けが全然違うのでしょうか?
謎の部分が多いという事で、
自由に書いてらっしゃるのかも知れませんね!

>実力は皇帝でも皇帝にならず、幼い皇帝を助けた見本
本当に色々な人に尊敬されているのですね!
なんとなく、実在の人物であってほしいなぁ…!

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