年年大吉
中国に関連するモロモロのつぶやきです。
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DATE: 2009/03/03(火)   CATEGORY: 井上祐美子
長安異神伝
今日はひな祭りですね~!
お嫁さん1から、
甥1と姪1がお雛様の前にいる画像が送られて来ました(^^)
二人とも、ちゃぁんと着物着せてもらってて、
なんだか戦前の子供のようでした…(^^;
が、馬鹿オバにとっては、大御馳走!
自分ちのお雛様は、この数年しまいこんでます…

で、自分は、というと、今日は健康診断へ…
今のところ、結果異状なし!で安堵しています。

更衣室で診察着に着替えていた時、
何故かBGMで、加トちゃんの「ちょっとだけよ」(タブー)が流れており、
大爆笑してしまいました!!
他に誰もいなかったのですが、私にどうしろというのか…(^^;

…では「長安異神伝」の感想です!
長安異神伝 (トクマ・ノベルズ)長安異神伝 (トクマ・ノベルズ)
(1991/01)
井上 祐美子

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あとがきを見ると、この作品が書かれたのは、
「桃花源奇譚」と大体同時期で、井上先生のデビュー作なのですね!

先日の幇会の時、本を貸して下さったまやさんいわく、
「井上先生のデビュー作だから、勢いがある!」

そして、昨年の台湾幇会の時、
まやさんが街中で顕聖二郎真君を見つけては、
「!!」と反応していたのは、ここが元ネタだったのか…!
と、今更ながら気づく始末。

と言う事で、
主人公の、半神半人、二郎真君、
そしてその他登場人物として、魏徴
この二人は、私の中では「西遊記」の登場人物、というイメージですね。
龍斬りの魏徴がこんなお爺さんだったとは!
でも実直な所は思い描いていた通りでした。
そして東方朔こと太歳童子に、ヒロインの翠心。
二郎真君の部下の韋護将軍etc…
なかなか魅力的な設定とキャラクターなのですが・・・

スミマセン!自分的には何故かそんなにハマりませんでした(^^;
何故かなぁ…。

「長安異神伝」シリーズは、

長安異神伝
乱紅の琵琶
将神の火焔陣<天長篇>
将神の火焔陣<地久篇>
還魂の花燈
暁天の夢(上)
暁天の夢(下)

…以上、全7巻で、エピソードとしては5つ。

この5つのエピソードのうち、
「乱紅の琵琶」と「還魂の花燈」は”女難”みたいなお話で似てた事、
そして、ひとつのエピソードが終わる度、
次のエピソードはまた各キャラの説明、みたいな所から入ってて、
冗長に感じてしまったこと
(刊行当時は、年1回の書き下ろしだったからでしょうね)、
それから最大のポイントは、
二郎真君と翠心、最後の最後になるまで、
ずーっとぐるぐる、関係が進展せず…というのがどうにもじれったく(^^;
むしろ韋護将軍と楊三娘の関係の方が好みでした。

とはいえ、井上先生の作品は、
いつも「キャラ同士の会話部分が楽しい!」と思うのですが、
今作もそれは同じでした(^^)
東方朔(太歳童子)と二郎真君の掛け合いとかサイコーです!

…でも逆に戦いの部分はちょっとピンと来ませんでした(^^;
例えば…
「重量と勢いを利用して、長剣をすばやくひるがえし、よこ薙ぎにはらう。
女が逃げたところを、すかさず腰だめに引くや、そのまま突いて出る。」
等と、細かく描写されているのですが、
ずーっと文字を追うばかりで、何故か情景が頭に入って来なかったり。
軍勢での戦のシーンとかは、すごく解りやすかったんですけども。

最終巻の「暁天の夢」では、二郎真君が二人登場します。
「西遊記」的に、誰かが化けてるんだろう、と思いきや、
なんと半神半人である自分に、ずっと疑問を抱き続けてきた二郎真君が、
神と人間に分裂した!というお話で、なんか深いです。
最終的に元に戻る理屈とか理由については、
ちょっと押しが弱いかなぁ…と思わないでもなかったですが。
(なんか、エラソーな事を…)

最後に、東方朔って奇行の目立つ人だった、というくらいしか知らないのですが、
地元の盆踊り曲中に、
「♪浦島太郎は3,000年、東方朔は8,000年とや、三浦の大輔106つ」
なんていう歌詞があり、(←うろ覚えです。もしかしたら太郎は2,000年だったかも)
なんで浦島太郎と同列に並び賞されているのか?と思っていたのですが、
要するに、「仙人」という位置づけなのですね。
それで、長寿をことほぐ歌詞になっているようです。
(ちなみに、三浦の大輔は頼朝の家来の名前ですって!)

今回、調べてみたら、
浦島太郎、東方朔、三浦の大輔の並んだ錦絵などもあるようで…
更に、落語の「厄払い」という演目の口上にも、
この人たちの名前が出るようです。

日本では能の演目にも「東方朔」というのがあるそうで、
古くから馴染みがあるとか。(って私は知らなかったのですが)
何故、東方朔はそんなに日本人に受け入れられたのかな~?
と興味がわくところです。

COMMENT

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rei★azumi | URL | 2009/03/03(火) 18:56 [EDIT]
>他に誰もいなかったのですが、私にどうしろというのか…(^^;
そりゃぁ、踊るしかないでしょ……と、云いそうな奴が約1名、昔の友人におりましたが(^▽^;)

「武侠」と云う言葉を始めて目にしたのが、この『長安異神伝』。
(チャイニーズ・ヒロイックファンタジーなどと訳されておりました)
で、やはり、一番のお気に入りキャラは楊三娘で、二郎と東方朔との会話には、ニヤリとさせられ、なかなか進展しない二郎と翠心の間柄に、イライラさせられました。
でも、結局、全巻揃えちゃったというのは、それなりに魅力を感じてたんでしょうね。

ちなみに、現在、塚本青史さんの『 霍去病』を読んでて、それに東方朔が登場するんですが、これが2メートルを超える長身の美形で、この『長安異神伝』で刷り込まれた東方朔とのギャップに、ジタバタしています。


● >rei★azumiさんへ
阿吉 | URL | 2009/03/03(火) 23:20 [EDIT]
>そりゃぁ、踊るしかないでしょ……
やっぱり!!(爆)
「あんたも好きねぇ…」と言いながら、
ですかね(*^^*)

>チャイニーズ・ヒロイックファンタジー
確かに、今作はファンタジー色も強いですよね!
天界とか冥府とか出てくるので特に。
そして、武侠だなぁ~という印象よりも、
ラブな印象の方が強かったかも!?

多分、発刊された時代を追って読むと
また違う印象なのかもな~と思いました。
同じ作家先生を立て続けに読むのと、
間に別の作家先生の作品を読んでから読むのと、
これまた違う感想を持ちそうな気もします。

>塚本青史さんの『 霍去病』
2メートル!?美形!?
…賢人だったのでしょうが、
一方では”お笑いの神様”なんですよね?
外見はどうだったんでしょうね?(^^;
うぅむ…感想待ってます!
● 祝!健康診断結果異状なし!
まや | URL | 2009/03/04(水) 15:54 [EDIT]
良かったです~(^^)
やっぱり何事も健康第一ですもんね!
私も来週、健康診断ですよ・・・、ドキドキ。。。

>顕聖二郎真君を見つけては、「!!」と反応

そうなんですよ~(*^^*)
中国の文化とか全然知らない、
ほとんど白紙状態でこの本読んだので、
顕聖二郎真君というとこの本を思い浮かべちゃいます。

>二郎真君と翠心、…というのがどうにもじれったく(^^;
>むしろ韋護将軍と楊三娘の関係の方が好みでした。

はい、全く同感です!!
ストーリーの構成上、
二郎真君と翠心という組み合わせは必要不可欠だったとは思うのですが、
キャラクターとしてみた場合は、なんで二郎真君が翠心に惚れるのか、
ち~~っとも共感できませんでした。
やっぱ、基本的に楊三娘みたいなお転婆キャラのほうが好みなんですよね(^^;

この本、おっしゃるように色々細かいところで気になる部分はあるし、
完成度はそれほど高くないのですが、
井上先生の若さというか、熱さ、勢いを感じるので好きなんですよ。

それから横レスになっちゃいますが、
塚本青史さんの『 霍去病』、持ってるけどまだ読んでいないので、
今度2メートルを超える長身美形の東方朔を目当てに読んでみたいと思います(^^;
● >まやさんへ
阿吉 | URL | 2009/03/04(水) 20:03 [EDIT]
そちらも健康診断ですか!
なんでこんな年度末の忙しい時に…って感じですけど、
ほんと、健康はお金で買えませんもんね!
まやさんも異常ない事をお祈りしています!

>なんで二郎真君が翠心に惚れるのか
あ、ヤッパリ(^^;
友達になるとめんどくさい女の人かもなぁ…
と思ってしまいました(爆)

>井上先生の若さというか、熱さ、勢い
それは確かに!ほとばしるモノがありますね!

二郎真君自体は私も好きなんですけど、
今作中の彼はどうかなぁ…(^^;
私的には、ずっとキリッとしてて欲しかったかも。
あくまでも、好みの問題、っていうか、
最初にどの二郎真君を見たか、
に左右されそうでもあります。

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