纐纈城綺譚
はい、これまたrei★azumiさんからお借りした、田中芳樹先生の作品、
「纐纈城綺譚」を読了しました!
…もうちょっと前に記事を書いてたのですが、
2回ほど途中で落ちてしまい…orz
何か呪われているのでしょうか??(コワッ!)
すっごい難しい字ですが、これ、「こうけつじょうきたん」と読むのだそうです!
で、呪われてもおかしくない(?)、血のシチュエイション…
…な〜んてね(^^;そこまでホラーじゃないです!
唐代のお話で、これは歴史モノ、というより、武侠小説ですね!
「纐纈城綺譚」を読了しました!
…もうちょっと前に記事を書いてたのですが、
2回ほど途中で落ちてしまい…orz
何か呪われているのでしょうか??(コワッ!)
すっごい難しい字ですが、これ、「こうけつじょうきたん」と読むのだそうです!
で、呪われてもおかしくない(?)、血のシチュエイション…
![]() | 纐纈城綺譚 (1995/11) 田中 芳樹 商品詳細を見る |
…な〜んてね(^^;そこまでホラーじゃないです!
唐代のお話で、これは歴史モノ、というより、武侠小説ですね!
…というのが帯の宣伝文句!人の血で染めた不吉な布―
その正体を知った豪傑は、義侠の心に燃え、怪異の城に向かう。大唐帝国を舞台におくる痛快活劇。
読んでる最中、やはり田中先生らしく、
登場人物はちゃんと歴史書にも登場する実在の人物らしいけれど、
纐纈城の存在絶対、完全創作だろう−
と思っていたのですが、
ちゃあんと元ネタがあるのだそうです!びっくり!
しかも「宇治拾遺物語」に!!
私が昔読んだダイジェスト版にはこの話、なかったなぁ(^^;
「宇治拾遺物語」ももう一度読んでみないと!
![]() | 宇治拾遺物語 (角川ソフィア文庫) (1962/04) 中島 悦次 商品詳細を見る |
血染めの布−というだけでも不気味ですが、
なんと!
纐纈城主をはじめ、この城に住む人たちは、
人血を絞って布を染めるだけでなく、
人肉をも食らうのです!!(←むしろこちらがメイン)
剥いだ皮とか骨なんかも家具に使って有効利用したり…うえぇ

血染めの布なんて、大して綺麗な色じゃないのに何故そんなものを?
という事で、
何か呪術的な意味合いがありそうです。
あるいは、バケモノ的趣味嗜好をクローズアップしたいとか??
一応、ストーリー上では、
こんな布を持っているとバラされたくなくば…
と、購入者を脅して献金させる為に作っているようでありました。
しかし、三国志の劉備も、本人の積極的な意思ではないとは言え、
食べちゃったりしてるので、
カニバリズムについては寛容なお国柄なのかな〜と思ってましたが、
やっぱり、普通はあまりお勧めされることではないですよね(^^;
おおっぴらには出来ないよなぁ…
やっぱり罰せられるんですねぇ。(と、変なトコロに感心。)
しかし纐纈城主、主食が人肉で元気モリモリ、というだけで、
やはり悪役としてはトップクラスの不気味さです…!
続いて、善玉チーム。
二十郎こと李績、辛とう、李延枢、王式、徐珍、
といった面々は、先ほどあげたとおり、実在の人物だとか。
主役は…やはり李績でしょうねw
時の皇帝、宣宗の弟でありながら、母親の身分が低く、少々ヒネた所があり、
武芸の腕も確かで、水が苦手、というウィークポイントあり。
まさにヒーローの条件を満たしています!カッコイイ!
ヒロイン宗緑雲との掛け合いも良い感じです(^^)
その他のキャラでは、はしっこい子供、徐珍が可愛かった!
頑固者の、非常に人間クサイロバ(馬よりも図々しい)との絡みなど、
見ていて微笑ましい!
これら善玉チームの面々が、それぞれの得意技を生かしながら、
纐纈城を成敗しに行く、という、正統派武侠ストーリー。
なにか、「ハムナプトラ」とか、「インディ・ジョーンズ」とかの、
ハリウッド映画っぽさを感じました!
映像化すると更に映えそうです!
で、この感想文をアップする為、いろいろ調べていたら、
「神州纐纈城」というのもあるんですね〜。
こちらは日本を舞台にしているようですが。
纐纈城、有名なんだな…
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面白かったです!
COMMENT
これは、文庫落ちが待ちきれずに、ハードカバーで買ってしまったものですが、
それだけの価値はあったな、と思える作品でした。
田中先生、もっと、この手のエンターティーメントを書いてくれればいいのに、と思いますが、
現在のところ、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』くらいですかねぇ。
(この作品は、岡崎由美先生が、一種の武侠小説と評価しておられた記憶が)
>頑固者の、非常に人間クサイロバ(馬よりも図々しい)
このロバ、妙に印象的でした。
随分、活躍もしてましたしね。
田中先生、少年少女や動物を活躍させるのも上手いようです。
それだけの価値はあったな、と思える作品でした。
田中先生、もっと、この手のエンターティーメントを書いてくれればいいのに、と思いますが、
現在のところ、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』くらいですかねぇ。
(この作品は、岡崎由美先生が、一種の武侠小説と評価しておられた記憶が)
>頑固者の、非常に人間クサイロバ(馬よりも図々しい)
このロバ、妙に印象的でした。
随分、活躍もしてましたしね。
田中先生、少年少女や動物を活躍させるのも上手いようです。
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