年年大吉
中国に関連するモロモロのつぶやきです。
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DATE: 2008/03/19(水)   CATEGORY: 武侠映画
大酔侠
NHK BS-2で1月29日に放送された「大酔侠」を見ました!
録画してたんですけど、ずっと放置していたので
16日の日曜日にやっと鑑賞(^^;
胡金銓(キン・フー)監督の初期の作品です!

大酔侠大酔侠
(2004/08/04)
チェン・ペイペイ、ユエ・ホア 他

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先にBS-2で放送された、
「香港映画のすべて」を見ていたので、
この映画が「グリーン・デスティニー」の碧眼狐狸の女優さん、
鄭佩佩(チェン・ペイペイ)の出世作、という事だけ
頭に入れて、観ました。

グリーン・デスティニーグリーン・デスティニー
(2007/01/24)
チョウ・ユンファ、ミシェル・ヨー 他

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以下、内容に触れます。

「金燕子(=鄭佩佩)」は、総督の娘です。
兄である長官が、山賊の頭領を護送しているが故、
逆にその組織につかまって人質となります。
頭領と長官の命を交換、と言う訳。
兄をさらったのは「玉面虎」という白塗りの書生風の男!
いかにも!の気障な風貌です!
閉じた扇の先から毒を塗った暗器が飛びます!卑劣なり!

…で、「金燕子」が兄さんを助けに行くのです。
噂の「金の燕」が女侠で、しかも長官の妹とは知らない山賊たち。
最初の見せ場は宿屋のシーンです。

「笑う虎」と言う通り名の、竜雷太似(!)の悪者が
その名の通り、笑いつつ、「金燕子」と交渉します。
あくまで強気の「金燕子」。
カチンと来た「笑う虎」がパッと扇を開くと、
そこには虎の絵が!(扇は大事なアイテムですね~)
これが合図となり、顔を見合わせ、頷きあう手下達。
(こういう間あいが好き)
…まずは彼女のお手並み拝見、という訳です。

一人が、「金燕子」を挟んで、向こうの仲間に
「酒を奢ってくれよ!」と合図。
「いいとも!」と、反対側の手下が投げて来た酒壺や椅子を
はじき返すと言うか、
手を出して方向修正し、敵に命中させる「金燕子」。

更に、「勘定は俺が払うぜ」と2人が投げてきた穴あき銅銭は、
全部箸に通した上で、天井にプスリと留めます!
見事な技です!

BGMも、単皮鼓(ダンピーグー)を、間あいを計って
「……カタ、……カタ」と鳴らすのみで、緊張感タップリ!
京劇の立ち回りにも似た感じで、
ここは好きなシーンでした(^▽^)
実際に剣で戦うより、小技の見せ場が楽しいです。
流血も少ないし♪

鄭佩佩はバレエの心得があったそうで、背筋も伸びてて美しい!
その顔立ちは仁科亜季子みたい!
すっきりと清楚な美人です(^^)

このまま「金燕子」が主役のまま行くのかな~と思ったら、
途中でタイミングよく登場する乞食=岳華(ユエ・ホア)。
彼女のピンチを何度も助けます。
…彼は普段、子供を引き連れて、歌を歌って酒場でお金を稼いでいます。
実はこの子供達の中には当時12歳の、成龍(ジャッキー・チェン)、
程小東(チン・シウトン)らが子役で出ていたのだとか!
気付かなかった!
この乞食は自らを「酔っ払い猫」と名乗り、正体を明かしません。

がしかし、実はこの「酔っ払い猫」は
「酔侠」という有名な侠客だったのですね~。
その名の通り、お酒好きで、普段はダメな振りをしています。
「酔狂」とは違うのね・・・(^^;
なるほど、タイトルの「大酔侠」はここからか!と納得。

「酔侠」には悪い兄弟子(今は僧侶になってる)がいて、
自分の門派の事でいさかいがあるようです。
掌門の証である「物干し竿」をめぐり、「酔侠」と兄弟子は争っています。
「物干し竿」、なんて言うので気にとめてませんでしたが、
字幕を見るんじゃなくて台詞を聞いてみると、
打狗棒」と言っているではありませんか!
じゃ、この門派は「丐幇」なの!?と思ったのですが、
よくよく聞いてみると、「青竹幇」と名乗っているようです。
「乞食」で「物干し竿」=「打狗棒」を持っているのなら、
「丐幇」でも良さそうなものですが、
まぁ武侠ドラマでは良くある設定なのかもしれません。

最後は、正義は勝つ!ということで、
「金燕子」は山賊の頭領を引き渡す事なく、兄を取り返し、
「酔侠」も卑怯な兄弟子に勝ちます!

ストーリーとしては特別変わったところは無いようですが、
タイトルでは「酔侠」が主役っぽいけど、
あくまでもウリは「金燕子」という感じです。

お役人の方が江湖の流れモノより正義とされる、
っていう設定も、武侠小説らしからぬ、といえばそうかも。
まぁ悪い組織であれば(しかし犯した悪事が何かには触れてない)、
役人であれ、山賊であれ、悪者ですからね!

映画「キル・ビル」の元ネタになっている部分が
かなりあるということですが、
その辺は、私、「キル・ビル」見てるのに、あまり解りませんでした(^^;
タランティーノ監督がショウブラザース映画の大ファン!なので、
色々オマージュになってる部分があるんでしょうね!
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(2004/10/08)
ユマ・サーマン、栗山千明 他

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ショウブラザース映画って、
まだ「少林寺三十六房」、「続・少林寺三十六房」
くらいしか見てないんですけど、
意識して見てみようかな~!

COMMENT

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● しまった!
まや | URL | 2008/03/22(土) 18:22 [EDIT]
私も録画したまま、放置してしまってました~~。
次の休みの日に見よう・・・。

>当時12歳の、成龍(ジャッキー・チェン)、
程小東(チン・シウトン)らが子役で出ていたのだとか!

そうなんですか?!
情報ありがとうございます!必死で探してみます!!
● >まやさんへ
阿吉 | URL | 2008/03/22(土) 21:22 [EDIT]
>成龍(ジャッキー・チェン)、 程小東(チン・シウトン)
このこと、見終わった後で知ったんですよね~。
子供が出てくるシーンは
3か所くらいしかなかったと思うので、
気をつけてればわかるかもしれませんね!

≪3/23追記≫
再度見てみましたが、どれが成龍か、
面影もなく、サッパリわかりませんでした(^^;

たすちゃん | URL | 2008/03/27(木) 20:56 [EDIT]
こんにちは初めましてだったかな?
ショウブラ懐かしい。
相当古いです、でも好きですね私は。
NHK BS-2とかでも放送されているのですねショウブラ、録画が面倒なのでDVD購入派ですが、実は録画機械が無い。
これは高画質放送でしたか?
大酔侠、DVD持ってますがまだみてません。
私の持ってるたショウブラDVDはレスリー・チャンの神鳥英雄伝、流星胡蝶剣 、五毒拳、ブラッド・ブラザース/刺馬、書剣恩仇録、真説チャイニーズ・ゴースト・ストーリー、金瓶梅です。
この中では武侠としては
流星胡蝶剣が面白かったです。
● >たすちゃんさんへ
阿吉 | URL | 2008/03/27(木) 22:30 [EDIT]
こんにちは!初めまして、です!(^^)
ショウブラ、ずっと気になってたんですが、
何故か見るチャンスが無かったんですよね。
たまたまBS-2で
「香港映画のすべて」という番組をやっていて、
その翌日から「大酔侠」「少林寺三十六房」
「続・少林寺三十六房」「グリーンデスティニー」と
放送されてました。
普段はあまりやってないんじゃないでしょうか?
高画質放送かどうかは…気にしてませんでした(^^;
DVD買えるなんて、お金持ちですね~羨ましい!
「流星胡蝶剣」は古龍ですね?
ゴッドファーザーに似ているという噂の…
面白いとお勧めなのであれば、ぜひ見て見たいです!
ありがとうございます!

Manbo | URL | 2008/06/02(月) 00:21 [EDIT]
>お役人の方が江湖の流れモノより正義とされる、
>っていう設定も、武侠小説らしからぬ、といえばそうかも。
あー、やっぱりこれは誰でも感じるものなんですね(^^;

宿屋での緊張感あふれる場面は私も楽しかったです。
盗賊たちがいろいろと回りくどい手を仕掛けるのがまず可笑しいし、
涼しい顔してそれを捌いちゃう金燕子がまた格好良いんですよね。

>キル・ビル
確かに言われてみると、殺陣の場面の動きの作り方とか、
あの二層構造の酒場(宿屋)とかはそれっぽいなーと感じました。
敵大勢に囲まれて主人公が立ち回る様子とか、
1の最後の殴り込みのシーンとかなり似てますよ。
● >Manboさんへ
阿吉 | URL | 2008/06/02(月) 22:08 [EDIT]
>やっぱりこれは誰でも感じるもの
ですよね~!岡崎先生の著作でも
「江湖とは、官に対しての民」みたいな事
描かれてましたもん。武侠モノは江湖のお話ですし。
(ちゃんと原典見てないからうろ覚えですが)
でも自分が研究するんじゃなくて、
鑑賞するだけなんで、面白ければ…(爆)

>二層構造の酒場
そっか!言われて気付きました!(^^;
確かにそうですね。主人公も女性だし。
共通点あります!!

「大女侠」見てません(^^;
「香港映画のすべて」でもそんなにお勧めしてなかったです。
とはいえ、放送とかあったら、確実に見たと思います!
Manboさんの感想を楽しみにしてま~す!

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● 大酔侠
主映想館 2008/06/02(月) 00:23
1966年 香港 原題:大酔侠 ------------------- むかしむかしのこと(たぶん宋代?)。 囚人護送中の官兵の一隊が盗賊たちの襲撃を受け、 隊を...  [続きを読む]
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