年年大吉
中国に関連するモロモロのつぶやきです。
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DATE: 2011/04/19(火)   CATEGORY: 武侠小説
武侠三風剣
今月、金庸先生の武侠小説、
文庫化待ちしてた最後の1冊がでました!
「越女剣」!
もちろん、既読ではありますが、
蔵書にするのは文庫化してから、と待っていたのです。
これで金庸小説コンプリート完了だ!(^^)
短編集ですが、なかなか味わい深い作品ですよね。
越女剣 (徳間文庫)越女剣 (徳間文庫)
(2011/04/01)
金庸

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1日発売だったのですが、
いつもこの辺の本屋では、
店頭に並ぶのがすごく遅く、
それを見越して1週間経過してから本屋へGO!

…結局、店頭では見つけられず、
店員さんに出してもらったのですが、
その際、新刊コーナーをたんねんに見ていたら、
こんな本を発見!
武侠三風剣 (徳間文庫)武侠三風剣 (徳間文庫)
(2011/04/01)
嬉野秋彦

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”武侠”だって!
これは買うしかないでしょう!
恥ずかしながら、作者の嬉野秋彦先生、
存じ上げなかったのですが、
最近は日本人の武侠小説家も
どんどん出てきておられるのですね~!

読書感想文、さぼったけど、
「もろこし銀侠伝」の秋梨先生も日本人だし。
良い時代だ~!
もろこし銀侠伝 (創元推理文庫)もろこし銀侠伝 (創元推理文庫)
(2010/09/18)
秋梨 惟高

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あらすじは省きますが、
なかなか面白かったです!(←手抜き)
ぜひ、読んでみて下さい!

武侠、という事で、
名だたる武侠小説家の、
金庸・古龍・梁羽生なんかの作品と読み比べてしまうのですが、
強いて言うなら、古龍っぽい読み味でしょうか。
異民族との闘争とか、正邪の争いとか、秘伝書がらみの主人公の成長譚…
みたいなストーリーだと金庸っぽいですが、
そうではなかったので(^^;
あと、群れてなかったし(爆)
ハードボイルド、とまでは行きませんが、
敵役の薫風剣こと華風先生が、
ちょっと古龍っぽいキャラでした。
強くて、女が好きで、年齢不詳…(*^^*)
その華風先生が連れているのが黒猫でした。
武侠小説では鳥とかの小動物を道連れにしている人は結構いますが、
猫ってなんか珍しいような…(私が知らないだけ?)
女侠の田紅雲、白い装束で…って所で小龍女を連想。
でも性格はどうも違うんですよね。
むしろ梅超風とか李莫愁みたいな、激しい性格です。

宋代のお話で、徽宗皇帝とか、童貫とか、
実在の人物も出てきます。
摩尼教やら花石綱にも触れたりして、
史実も結構織り交ぜてのお話です。

…なのですが、、
主人公の話し言葉なんかが
「ちょ…おま…」「うぐぐぐぐぐ…」
というような感じなので、
なんとな~く、ラノベっぽいというか、
軽~い感じではありますけど、
逆に武侠っぽさが抜けて、とっつき安いかもしれません。

先に挙げました、秋梨先生の「もろこし銀侠伝」と比べますと、
より一層、自分がイメージする”武侠”に近い気がしました。
(あ、勿論、武侠っぽくなくても「もろこし銀侠伝」も面白かったのですよ!)

…っていうか、
”武侠”って聞くと、
知ってる武侠小説家と比較した読み方をしてしまう、
という方法自体が間違っているかもしれないですよね(^^;

今、また楊逸先生の小説をいくつか読んでおりまして、
中国語で書いた小説を日本語に翻訳したものと、
中国人が日本語で書いた小説との
違いをひしひしと感じているのです。
比喩表現とかに、それが顕著に出ている気がします。
それで行くと、
日本人が日本語で中国武侠を描くのと、
中国人が書いた武侠小説を日本語に翻訳するのとでは、
やっぱり違いがあるような気がして…
例えば、キャラクターや技のネーミングの傾向等に、
何となくそういう感じを受けます。
あ、それが良いとか悪いとかではなく、
ネイティブとの壁、みたいなのってあるんだなぁ~、
と、面白く読んでいる訳です。(^^;

…という事で、内容について全然触れてないのですが、
読んで損は無いと思います!

COMMENT

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● ラノベ
八雲慶次郎 | URL | 2011/04/19(火) 23:19 [EDIT]
>なんとな~く、ラノベっぽいというか
そりゃ、ラノベ作家ですから(^^;
本家中国でもライト版金庸があるくらいですから無問題です。
● 本屋へダッシュ~
ふたば | URL | 2011/04/19(火) 23:49 [EDIT]
わ~越女剣、文庫で出てたんですね!
情報ありがとうございます。
さっそく入手せねば~!!

>中国語で書いた小説を日本語に翻訳したものと、
中国人が日本語で書いた小説

比べると面白そうですね。
いつか原書と手持ちの訳本を合わせながら
読んだら中国語レベルがアップしそう…
なんて思いつつ、中国語もサボってます…あーあ^^;

ふく*たま | URL | 2011/04/20(水) 22:41 [EDIT]
先日、本屋に行ったときに、「そうだ、金庸作品を見てみよう」といつもの本棚を覗いたら・・・1冊もなかった _| ̄|○
見かけた時に買っとかなきゃ駄目だ、と痛感しました。
阿吉さんが紹介してくれる本をいつも面白そうだなぁ、と思うのですが、なかなか読む機会がなくて。
速読を習得したい、と真剣に思ってしまいます(笑)

阿銀 | URL | 2011/04/21(木) 01:07 [EDIT]
ネイティブの壁…
ありますね…。
中華料理が日本にくると日本風にアレンジされるのと
一緒でしょうか?ちと違う?(爆)

以前趣味で小説書いてたんですが、
中国を題材にした小説を書いて中国人に感想を求めると
読む前から拒否されたこともありました、
日本に生まれ育った日本人に書けるかな~って…。
でも、中国人が気付かない部分は書けるよーと
言ったら、なにげに納得はしていましたが…(笑)
● >八雲さんへ
阿吉 | URL | 2011/04/22(金) 21:38 [EDIT]
>そりゃ、ラノベ作家ですから(^^;
あ、やっぱりそうなんですね~。
会話部分以外は全然ラノベっぽくないんですが、
という事は、
逆にラノベっぽく見せるには、
会話部分をイマドキな言葉遣いにすれば
良いって事なのか…??

武侠のストーリー展開って、
ラノベ向きなんですかね~。
ファンタジーにも近いのかも。
● >ふたばさんへ
阿吉 | URL | 2011/04/22(金) 21:41 [EDIT]
実は種を明かすと、
情報源は、宣和堂さんとこなのです!
●月の本、って記事をUPしてくださるので。

>原書と手持ちの訳本を合わせながら
そうですよね~。
私も天龍八部、台湾版を持っているので、
読み比べてみたいと思いつつ…(爆)

今年はちょっと中国語、頑張ろう!
って●年ぶりに宣言してみたりして…
● >ふく*たまさんへ
阿吉 | URL | 2011/04/22(金) 21:45 [EDIT]
>1冊もなかった _| ̄|○
OH!それは…!!
私が行く本屋は、
既刊分は割と揃っているのですが、
新刊がなかなか入手できず…

店員さんに言って出してもらったり、
ネットで買ったりすればOKなんでしょうけどね~。
面倒くさいですもんね(^^;

速読、出来たら良いですよね~。

私の場合、読んでも、
結構忘れてる事が多くて…(爆)
● >阿銀さんへ
阿吉 | URL | 2011/04/22(金) 21:51 [EDIT]
壁、ありますか、やはり。
微妙~な所なんでしょうけどね。

楊逸先生の小説の場合、
日本語で書かれてはいますが、
主人公は中国人なので、
そういった意味では、
主人公の行動様式やら心情描写には
違和感はなかったです。
地の文章で、ん?と思うポイントが少し。
比喩の仕方とかが。

阿銀さんの小説、読んでみたいな~!
その中国人の方も、
別に読む前から拒否しなくても良いのに!
私だったら是非読んでみたいです!(^^)
…もしかして、官能小説ですか?(爆)

rei★azumi | URL | 2011/04/23(土) 19:36 [EDIT]
武侠三風剣、かなり私の好みっぽいです。
今度、本屋さんへ行ったら、探してみよう。

日本の作家さんの武侠といえば、少し前に、高橋義夫衫と云う時代小説作家さんの『剣仙伝奇』と云うのを読みました。
コレが、以外に本格的で、クライマックスこそ無理に納めた感じでちょっと物足りなかったんですが、ラストの決め台詞が格好良くて、なかなか面白かったです。

日本人の武侠小説、もっと出るといいですよね。
● >rei★azumi さんへ
阿吉 | URL | 2011/04/28(木) 23:05 [EDIT]
ほんと、reiさん好きかも知れません!
是非、読んでみて下さい!

>日本の作家さんの武侠といえば、少し前に、高橋義夫衫と云う時代小説作家さんの『剣仙伝奇』と云うのを読みました。

へぇ~!それも面白そうですね!
私も探してみます!

日本人作家に、武侠小説を書いてほしい、
と思うのは、
武侠というジャンルでもっと読みたい!
という欲求があるからでしょうね~。

沢山書いて欲しいですね!

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