年年大吉
中国に関連するモロモロのつぶやきです。
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DATE: 2012/01/24(火)   CATEGORY: 不妊治療
不妊治療日記★体外受精について
お待たせ(?)しました!
いよいよ体外受精について。

医学的な事は、専門でもなく、詳しい訳ではないので、
もしかして間違っている個所もあるかもしれません。
それに、病院によってやり方も違うようですし、
2時間もの長丁場の説明会を、
私が上手く説明できるとも思えないのですが、
取りあえず、簡単に患者目線で、という事で。
割り引いて御読みください。m(_ _)m
2011年10月20日(木)、
S病院主催のART説明会を受講しました。
ARTとは、体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)の
方法や副作用、および成績、費用についての説明会です。
体外受精も顕微授精も、患者側の肉体的負担は同じで、
違うのは病院側での作業なので、ひとくくりなのでしょう。
勿論、費用は体外受精<顕微授精ではあります。
体外受精や顕微授精を行う夫婦は、
必ず二人でこの説明会を受講せねばなりません。
…この時はまだ治療に取り組むかどうかは決めてませんでした。
うまく自然妊娠すればそのまま、と思っていましたし、
概要が解らねば、行うとも行わないとも決められませんからね。

まず、女性側、卵子の事について。
通常、周期が来ると、1つの卵子が排卵されますね。
勿論、自然妊娠の場合でも
二卵性双生児が生まれる事実等から解るように、
1つ以上の卵子が排卵される事もあるでしょう。

体外受精の場合は、1チャンス=1回の手術で、
出来るだけ妊娠の確率を上げる必要がありますので、
いかに沢山卵子が採れるか、いかに良い受精卵を作るか、
がポイントとなってきます。
受精率は約50~70%。
仮に10個とれても5~7個しか受精しないそうです。

簡単に言うと、まず採卵前の1ヶ月は卵巣を休ませて、
それから沢山栄養を与えて、その翌月に卵子を沢山作らせる、
という事のようです。
(この辺の説明、適当でスミマセン!)

この病院では、まず卵巣を休ませる為と薬で生理を起こす為に、
カウフマン療法というのを使って、それをやります。
具体的には、
1ヶ月目の生理開始5日目より、
プレマリンという錠剤を、朝晩の食後2回、飲用します。
生理開始14日目からは、
これに追加して、デュファストンという錠剤を、朝昼晩の食後3回、飲用します。
生理開始21日目からは、
更に追加して、スプレキュアという点鼻薬を、一日3回、8時間置きに点鼻します。
錠剤は25日目までの分しかなく、終わったらそれきりですが、
スプレキュアは続けます。
そして2ヶ月目の生理が始まったら、すぐに病院へ-
というのが、この療法の概要です。

エストロゲンは卵胞をしっかり作るホルモンで、
排卵させるホルモンは、LH(黄体化ホルモン)です。
で、ちょっと良く覚えてないんですけれど、
確か、このホルモンは脳で作っているそうなんですが、
鼻の奥のあたりにあるらしい。
なので、点鼻薬を使って薬を送るのですね。

その後、卵胞を刺激して卵をたくさん作るのですが、
ごく簡単に言うと、排卵誘発剤みたいな注射をする訳ですね。
卵胞を育てる注射と、卵を成熟させる注射です。
10日程、毎日注射しました。

こうやって、卵子を沢山作ろうとする事について、
当然ながらリスクがあります。
卵巣過剰刺激症候群というのがそれです。
卵巣が腫れたり、腹水が溜まったりします。
その症状のグレードは、Ⅰ軽症・Ⅱ中等症・Ⅲ重症・Ⅳ最重症、
と4段階あります。
最高グレードである、Ⅳ最重症となった場合、
腎不全とか呼吸不全等で、死に至る場合もあるそうです。
(…って言ってたと思います、確か。)
結局、女性ホルモンを与えすぎるから、こうなるそうですが、
絶対にこの療法を取れば、今よりグレードが1ランク、
あがってしまいますので、
体外受精の採卵手術の前に、血液検査(だったと思います)をして、
Ⅲ重症であれば、入院して手術は中止、
という事になるそうですので、
きちんと病院が管理してくれているので、
必要以上に不安がる事はない、と言われました。
だから、Ⅰ軽症・Ⅱ中等症じゃないと、手術は出来ない、って事ですね。

実際私も、その卵巣過剰刺激症候群予備軍みたいな感じに
ちょっとなったのですが、
血中E2値が2,000~3,000pg/ml程度だったのでしょう、
受精卵=胚を戻した頃から、水分摂取制限指示が出ただけでした。
血中E2値が3,000~4,000pg/mlだと、
体重測定とか腹囲測定等もあるようです。
お腹が膨れるんですよね。私もそうですが。
血中E2値が4,000~5,000pg/mlだと、胚は凍結して、
体内に戻すのは次に持ち越し、だそうです。
だから決して、採卵した卵子は無駄にはならないんだとか。

さて、次に、採卵について。
やはり手術ですので、麻酔をしますが、
S病院では静脈麻酔=全身麻酔の方法をお勧めされました。
全身麻酔というと、色々怖い話も聞くのですが、
局所麻酔と比べてもあまり変わらない、との事。
局所麻酔の方が回復が早くて早く帰れるとか言う説もあるそうですが、
今はほとんど変わらないそうです。
実際、手術そのものは約30分くらいで終わったと思います。
その後、回復までの時間とかも入れたら、
大体半日でしょうか。どちらにしても、日帰り入院です。
まぁ、全くのノーリスクという事はないのでしょうが、
結局は確率の問題ですし、お医者様を信頼するしかありませんので、
言われるままに、静脈麻酔で納得しました。

出血も、当然しますが、ほとんどが自然に止まって、
その後、吸収されます。
もし、出血が止まらなかったら開腹して止血となりますが、
S病院では前例がないそうです。

感染についても、消毒はしてもらいますし、
術後、抗生物質も飲みます。
それでも、100人に一人は入院して抗生物質投与となり、
1,000人に一人は手術が必要になるそうです。

…ここまででも解ると思いますが、
全てのリスクは確率、統計でしか説明出来ないんですよね(^^;
こうやって説明されて、多分、ほとんどの人は、
自分がその運の悪い一人になるとは思わず、治療を選択する訳ですが、
0ではない訳ですから、お医者様はこうやって説明されます。
これらリスクが完全に0でないと不安だ!
というのは、勿論、言いたい所ですが、
何事も、ノーリスクという訳にはいかないのですよね。
ローリスクであれば、踏み切ろう、というのが、
子供が欲しい人達の気持ちではないでしょうか。

…ここまでは母体にかかる負担・リスクについて。
男性はほとんどリスクはありません。する事もナシ。
実際、我が家の場合も最後の最後に、
相公は抗生物質を数日飲んで、採精した、ってだけです。

男性不妊の場合は、もっと色々あるのでしょうが、
そこはちょっと知らないので解りません…(^^;
でも、こないだTVで言ってましたが、
男性不妊で、例えば無精子症等の場合であっても、
ダイヤモンド☆ユカイさんのように、
治療をして、お子さんを授かる方もおられます。
新聞で読んだのですが、
子供の頃に股関節辺りの手術をした事が原因で、
管が詰まっていたとか言われてた記憶です。
で、この男性不妊の場合であっても、
女性はやっぱり採卵をしたり…等はしなければ、
子宝は得られないんですよね。
…なんか女性ばかり、いつも負担が大きいのが不公平!
と言う気もしますが、
神様がそういう風にお創りになったんだから仕方ない。
て事で、男性諸氏は奥様をいたわってあげて下さい!

体外受精で、あと、最大に気になるのは、
異常な子供ができるのではないか?
という事でしょうか。
出生児の異常については、
自然<=体外受精<=顕微授精
となるそうですが、統計学的にはほとんど差はないそうです。
(また出た、統計!確率!数字の世界だ!)
これは、体外受精や顕微授精だから異常児が生まれた、
と判断するよりも、
むしろ、体外受精や顕微授精に挑む人は、
高齢であるから、どうしてもその確率が高くなる、
と見るべきだそうです。
体外受精のリスクじゃなくて、高齢出産のリスク、って事ですね。

あと、流産の確率は、
自然が10%、体外受精が15%、顕微授精が20%との事。
…まぁこれは、こんなもんなのかな~。
初期流産というのは、結局、受精卵=胚が良くない、力が無い、
という事になる訳なんで、
不妊で体外受精等を選択するとなると、その確率もあがりそうですし。

もうひとつ、体外受精で気になる事といえば、
多胎妊娠、双子や三つ子が出来るのでは?
という心配ですね。
卵子を沢山採って、精子と受精させ、その卵子=胚を母体に戻し、
戻した数だけ妊娠したとなると、これは凄い事になります。
(勿論、そう簡単に、全てが着床するとは行きませんが)
ヒト体外受精児の出生は、1978年にイギリスで初めて行われ、
日本では1983年に第1例目が報告されたとの事。
昔、治療をやりだしてすぐの頃は、
とにかく沢山、胚を戻せ!という事で、
5つ子とかが生まれたりする症例が
多かったそうです。
多胎妊娠、いっぺんに二人とか三人とか授かれるなら、
良いじゃないか!とも言えそうですが、
やはり母体には危険が伴います。
三つ子だった場合、出産まで入院して、子宮口を縛り、
絶対安静、という事もあるそうです。
これは産むのも育てるのも、肉体的、金銭的に大変ですね。
そんな訳で、近年は5つ子、6つ子が出産された、
という話は少なくなっているように、
むやみと胚を沢山戻す事はやめられたようです。
とはいえ、胚を3つ戻した時が、一番妊娠の確率が高い、
と実証されているとの事。
でも全部妊娠したら三つ子…まだまだハイリスクです。
しかし、高齢者の場合は残されたチャンスが少ない、という事で、
40歳以上は3つ、●歳~○歳は2つ、▽歳以下は1つ、
胚を戻す、というのが、学会かなんかで決められたそうです。
(●・○・▽が何歳だったかは忘れてしまった…爆!)

採卵した卵子と、採精した精子を掛け合わせて、
受精させた後は、この受精卵が分裂していきます。
この分裂した受精卵=胚についても、グレードがあります。
分裂の程度が良い胚程、妊娠の確率は高い訳です。
グレードは良い方から、Ⅰ~Ⅴまであります。
それぞれ、1個の胚で妊娠する割合=着床率は、
グレードⅠで20%(1/5)
グレードⅡで15%(1/7)
グレードⅢで10%(1/10)
グレードⅣで8%(1/13)
グレードⅤで5%(1/20)
です。
これらグレードと、何個戻すか、で、
妊娠の確率とか、多胎妊娠の確率とかも違う訳ですね。

胚を母体に戻す、胚移植については、
受精卵の具合にもよるようです。
大体、3~5日後に戻すのでしょうか。(私は3日後でした)
この胚移植は、麻酔なんかも全然不要です。
ただ、子宮をなるべく膣と同じ角度、
一直線にしなくてはならないらしく、
子宮前屈の人は、膀胱にお小水を貯めた状態で、
逆に子宮後屈の人は、膀胱を空にした状態で行うとの事。

こうやって、胚移植が終わりますと、手術等の過程は終了、
後は妊娠するか否か、という事ですね。

以上が、体外受精のあらましです。

あと、気になる治療費について、は、
先日、体外受精が38万円、顕微授精が38万円+α、
と書きましたが、それは勿論1回の手術のトータル概算費用で、
もっと細かく言うと、色々あります。
やはり人によって違うんですよね(^^;
途中の注射を、通院してやってもらうんじゃなくて、
自己注射にすると、もっと変わってきます。
私は10日間、通院して看護師さんに注射してもらいましたが、
仕事とかあると、毎日通院するのは大変です。
なので、糖尿病の人等が利用しているように、
自宅で出来る自己注射を採用する事も出来ます。
針も細くて、お腹とか脂肪の多い所に刺すので、
あまり痛くないそうですが、
なんせ保健が効かないので、自費でお高い!です。
自分でやってないので、具体的に1本いくらか、って
上手く説明出来ないのですが、
表によると、
薬剤のフォリスチウム300IUが17,047円、
フォリスチウム600IUが33,616円、
フォリスチムペン(初回のみ)が2,992円、
針1本が13円、
自己注射指導料(1周期につき1回のみ)が2,000円
という事なので、
フォリスチウム600IUが1本と針を2本持ち帰る場合、
33,616円+2,992円+26円+2,000円=38,634円、
となります。
実際トータルでどのくらいになるのかは…使ってないので不明です。
ただ、この自己注射、体外受精だと自己負担ですが、
「無排卵」とか「希発排卵」等の治療で使う場合は、
保健が適用されるとか。
なので、3割負担となります。
治療途中で人工授精等に切り替わったりすると、
この保健適用に該当する、って言ってたと思います、確か。

あとは、受精卵を何個戻すかとかによっても費用は違うようです。
顕微受精だと、特に費用差があるようですね。
料金表は手元にあるのですが、
見方が良く解らないんですよね(^^;
その他、卵巣過剰刺激症候群にでもなって、入院、とかなれば、
更に費用もかかるでしょうし。

結局、いくらかかるかは、自分の体の状態にもよるので、
前もって何円以内で終わる、とは言えそうにありません。
とはいえ、後で、詐欺だ!と言われない為にも、
病院側としては説明責任はありますよね…
しかし、金で何でも解決か…という気分になるのは
否めません。

お国は、何とかして不妊治療にも保険を適用してくれないものでしょうか。
そうして出生率があがれば、少子化もSTOP出来て、国力もあがる訳ですし。
晩婚化が少子化を増長させている、というのもありますが、
現在の社会の仕組みでは、晩婚になるのもやむを得ない、
とも思います。
個人非難だけでは、解決出来ないんじゃないでしょうか。
あと、その他不妊の原因、環境破壊等が原因の
ホルモン異常等は、昔より多くなってますし、
それは絶対、個人のせいではない訳ですから。
…な~んて、ちょっと書いてみたりして。




…2時間に渡る、説明を看護師さんから受けた後、
お医者様から「どうですか?治療しますか?」と聞かれました。
前も言われた通り、結婚して2年未満なので、
不妊にはあたらないけれども、
年齢的にはこの時点で通院されたのは賢明だ、
一刻も早い体外受精をお勧めする、と言われました。
我々夫婦としては、費用の事もあり、
まずは先日の夫婦生活が実っていれば良し、
ダメなら、まずは人工授精から…という気持ちでいたのですが、
お医者様は、
「人工受精は(私の年齢だと)妊娠確率が10%、
体外受精だと、10~13%とその差はわずかです。
でも医者として、こうやって病院に来られた以上、
少しでも妊娠するよう、確率のあがる治療を提案するつもりです。
ダメなら次の治療、またダメなら次の治療、
と、そちらが断らない限り、どんどん進めていきます。
人工授精と体外受精の費用があまり違わないなら、
迷わず、確率の高い体外受精をお勧めするけれど、
何倍も費用が違うので、強くは言えないけれど。」
と言われました。
…結局そこで考え込んでしまい、病院を後にしました。

帰宅後の話し合いで、
もうダラダラと10年とか治療を続けても、
年齢的に、10年後に妊娠するとは思えないので、
今、この数年に集中して治療したい!
と、私の気持ちは体外受精に傾きました。

丁度、新聞の人生相談で、
「結婚して子供が出来ず、悩んでいましたが、
夫との話し合いで、不妊治療はせず、この年まで来ました。
現在、還暦を過ぎましたが、
夫が今になって突然『子供のいない生活は嫌だ』と言いだし、
離婚を切り出されました。どうしたら良いでしょうか?」
というのを読んだばかりだったのでした。
この相談者の旦那さんは酷い奴だと思う訳ですが、
結局、今しか出来ない事があるんだ…と気づかされた訳です。

相公も、
「…10~13%を100%にするには、
×10回体外受精をすれば良い、という事か。
車を買い替える事を我慢して、治療費にあてよう!
×10回=約2年を目途に、治療をしてみよう!」
と言ってくれました。
二人で、「今回妊娠してなかったら、体外受精に踏み切ろう!」
と決心したのでした。

…と、話し合ったその晩、20日、早速生理が来てしまったのでした…あ~ぁ。

という事で、次回は実際に自分がどういう体外受精治療をしたか、
良く覚えてない個所もあるかと思いますが、
実際の所について書きたいと思います。

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