年年大吉
中国に関連するモロモロのつぶやきです。
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DATE: 2012/02/28(火)   CATEGORY: 中華映画
長江哀歌
…当面、実家の居候暮らしの身には、チャンネル権は無く、
旧自室にもTV等が無い為、
退休人の父の見るワイドショーとかバラエティ番組を
一緒に鑑賞する日々ですが、
時々、両親が外出した隙間を塗って、
独身時代、実家にいた頃に録画して未観賞のままの映画作品等を見ております。


「長江哀歌」

賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督作品です。
有名な方なので、ひとつくらい鑑賞した作品あるかと思いましたが、
私にとってはこれが賈樟柯作品初体験、でした。

2006年ベネチア国際映画祭で金獅子賞グランプリ受賞作、
という事で、文芸作品になるかと思います。
娯楽映画を優先的に見ていたので、きっと鑑賞が遅れた模様(^^;

万里の長城以来の中国一大国家事業といわれる長江・三峡ダム建設と、
沈みゆく街に暮らす市井の人々の「生」の瞬き。


…という触れ込みです。

監督の従弟でもある韓三明(ハン・サンミン)が、
本人役で主演しています。
彼が船に乗って三峡の街、奉節にやって来るのですが、
彼はどうやら人探しをする為に、この町へやってきた模様。
映画が進むにつれ、彼が誰を探しに来たのか、
どうしてその尋ね人はいなくなったのか、
等等が、少しずつ、明らかになってきます。

BGMも確かほとんどなかったし、
台詞もポツポツ喋る感じだし、
映像も自然光のみで撮影しているのではないか、
と言うほどの静かな作品でした。

登場人物も、俳優さんなの??普通の素人さんなのでは?
と思わせる程で、
ドキュメンタリーなんじゃ?という雰囲気です。

街のチンピラで、「男たちの挽歌」のチョウ・ユンファに憧れていて、
「マークと呼んでくれ!」と言ってた男の子が、
唯一、ちょっと明るさを醸し出しており(死んでしまいますが)、
ま、とにかく静かな映画です。

ダムの底に沈んだ街、という事で、
もっと”悲しみ”とか”憤り”を前面に出してくるのかな?
と思いましたが、そういう雰囲気でもない様子。

もうひとつのエピソードとして、
沈紅(シェン・ホン)が夫を探しに来る話もありましたが、
こちらもダムが関係あるような無いような。

でも市井の人々の日常生活が伺え、
興味深い所もありました。
勝手に他人ん家のウォーターサーバーから
お水貰って飲んでいいんだな、とか、
お店で食べるんじゃない、
自宅で作る麺料理は、結構ボソボソしてるんだな、とか。

文芸作品、って難しいですね(^^;

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