年年大吉
中国に関連するモロモロのつぶやきです。
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DATE: 2012/07/05(木)   CATEGORY: 映画観賞
信さん・炭坑町のセレナーデ
7月1日(日)、「安川・松本家と戸畑の百年」の記念事業として、
映画監督の平山秀幸さんを迎えてのトークショウと、
「信さん・炭坑町のセレナーデ」という映画の観賞会があり、
応募したところ、当選したので見に行ってきました!

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(2011/04/22)
小雪、池松壮亮 他

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あらすじはwikiをどうぞ(^^;

なんか最近、軍艦島に行ったり、
世界記憶遺産の山本作兵衛さんの炭鉱絵を見たり、
と、炭坑づいてる気もしますが、
物凄く興味がある、という訳でもない筈なんですけどね(^^;
土地柄、九州って炭坑多いのかな。

今回、ただ映画鑑賞するんじゃなくて、
監督の話が事前に聞けたのがとても良かったです。
インタビュアーの矢野寛治さんの話題の引き出し方も面白かった。

矢野さんが言うに、
方言の問題というのがあって、
今作は小雪さんが主演なんで、彼女は違いますが、
子役は九州の子を使っているし、
光石研さんとか、中尾ミエさんはこっちの人なので、
全く問題なかった、との事。
凄くそれは良く解る気がする。

大ヒットドラマ、「北の国から」も、
何故か北海道では視聴率が良くなかったらしくて、
その理由はやっぱり地元の人からしたら、
方言がしっくりこない、って事だったそうです。


なんかね~、ほんと、地元贔屓ってどうなの?
と思いもしないでもないですが、
どうしても、地元には思い入れがありますよね。
というか、感覚として、解るというか、染みいるというか。
映像見てても、やっぱり良いんです!
空の青さ、海の青さ!
荒っぽくも聞こえる九州の方言&人柄。
「すっか~ん」「せからしか!」(「しぇからしか!」とナマる場合も)
などなど。
郷愁じみた思いにかられてしまうというか。
あ、まだこの映画の時代には私、産まれてないんですけどね(苦笑)
別に親類縁者に炭坑で働いてた人もいないです。
それでも何か訴えかけてくるモノがあるのでしょう。

”九州男児”って、今はあんまり好まれませんよね。
勿論、九州在住、出身の男がダメ!ってんじゃなくて、
亭主関白っぽい、横暴な所の気質が、ですよ。
最近そういうの、受け悪いじゃないですか。
でも、映像で見る限り、
なんかちょっとウットリ、っていうか、
良いなぁ…って。
男は男らしく、女は女らしく、
っていう、非情に原始的な関係性に、
ちょっとクる部分が無きにしも非ず。
フェミニストの人からは怒られるかもしれないけど。

早くに両親を亡くし、
叔父夫婦に育てられている信一、信さんは、
いわゆる悪ガキ、
でも、妹とか子分の手前、小学校高学年くらいだけど、
もう大人の男な感じ。
自分で稼いだお金を、
叔父さん(光石研)に盗んだ給食費だと疑いをかけられても、
黙って殴られて、妹達を守ったりしています。
いわゆる、男気がある、って奴ですか。
引っ越してきた辻内守が、いじめられてるのを助けた縁で、
守の母である、シングルマザーの美智代(小雪)とも知りあう訳ですが、
最初っから、信さんは美智代に惚れたみたいでした。
まぁ、母のいない信さんが、美智代に憧れるのは解るけど、
(そして、あんな炭坑町に小雪みたいな美人がいたら
そりゃ子供も惚れるとは思うけど)
どうやら美智代も信さんを一人前の男として見ている、
ってのはちょっとどうかな…って感じもしましたが。
ひまわりを持ってきたり、干し柿を盗んで(!)持ってきたり、
美智代の絵を描いたり、彼の好意は丸解りだったから、
長い時間をかけて、惚れたんですかね~。
まぁ、最近でも、友達のお母さんと結婚する人、
っていなくはないしね。

私も流石に小学生には惚れませんが、
小さいながらに男であろうとする子供の姿に、
母性本能的な意味で、グッとくるのは解らんでもないです。

炭坑のお話なんで、やっぱり、人員削減問題とか、
肺病の話とか、事故とかもあったりして、
ハッピーエンドではないですし、
脚本家の鄭義信さん、この方は、平山監督曰く、
必ず在日差別問題を織り込んで来られる方だそうで、
そういう原作とは違う、映画ならではの味付けも
暗い感じになりがちなんですが、
嫌な気持ちになりませんでした。

岸部一徳さん、大竹しのぶさんといった名優の演技も良かった!
(この辺の俳優さんになると、
方言がしっくり来ないとか、そういうレベルじゃない気がする)

調べてみたら、
信さんの青年期を演じた石田卓也さん、
この方、2005年版の「青春の門・筑豊編」でも、
伊吹信介を演じてるんですね!
炭坑顔、とかあるのかしら(^^;
まぁ良い体してましたし(笑)、
炭坑で黒くなっても映える顔、って事でしょうか。

そして、「青春の門」といえば、
炭坑のお話の代表みたいなもんですが、
あっちは主役は”信介しゃん”、
こっちも主役は”信さん”、で、
信っていう名前は炭坑に向くのかしら(^^;

ちなみに、今作にも出てる大竹しのぶさんのデビュー作も、
1975年の「青春の門」、織江役だそうです。

…なにか色々な糸が繋がっている感じで面白いなぁ!

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