年年大吉
中国に関連するモロモロのつぶやきです。
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DATE: 2008/02/02(土)   CATEGORY: 中華映画
ラスト、コーション 色戒
本日より公開のラスト、コーションを見てきました。



中国映画は、公開に間に合えば、出来るだけ映画館で見よう!
と決めているのですが、
この数か月、行ってなかったので、
久しぶりに足を運びました。
やっぱり大スクリーンは良いですね!
詳しいストーリーやキャスト等は公式HPをご覧下さい。

以下、ちょっとネタバレになりますが。
「映画はキャスティングで決まる」
と言っていたのは北野武監督だったかもしれませんが、
まさに、汤唯(タン・ウェイ)はワン役にぴったりでした!
1万人から選ばれただけあります。

最初は、岩崎ひろみか小倉優子といった感じの、
童顔のこの女優さんに、そんな複雑且つ大胆なスパイ役が出来るの!?
と思ってましたが、段々と見ていくうちに、どんどん引き込まれました…。

清楚な女学生ワンが、
気になる学生クァンに協力する為に始めた演劇活動が、
どんどん深みにはまって行き、
スパイとなり、やがては敵であるはずのイーを愛していく、
という流れの中で、
節目節目でクァンの決心が変わっていく様がわかり、
良い女優さんだなぁ~と感心!

王力宏(ワン・リーホン)も言わずと知れたトップ歌手なのですが、
劇中では、この時代のレジスタンス派の学生の雰囲気にピッタリ!
屈強な肉体と意志的な目鼻立ちがその象徴です。
いやぁ~意外!彼の演技を見るのは初めてでしたが、
一芸に秀でている人というのは、他の分野でも才能を発揮するんですね。

梁朝偉(トニー・レオン)は珍しく、やさぐれ男でもコメディアンでもなく、
非情な軍人役でしたが、これもなかなか!
ちょっとサディスティックで孤独な売国奴、という難しい役どころを好演です。

女スパイの最大の武器は、結局、おのれの肉体な訳ですが、
肉体のみではなく、心も差し出さなければ敵を欺けない、
そして欺いているつもりがいつの間にか…というのがね!
ん~。女って凄い!

李安(アン・リー)監督の映画は
「グリーン・デスティニー」「ウェディング・バンケット」しか見たことないけど、
あれも複雑な心模様が面白かったです。
「推手」も録画しっぱなしなので、近日チェックしてみよう!

私的なもう1つの嬉しい発見(?)は、
この映画の原作が张爱玲(チャン・アイリン/英語名アイリーン・チャン)という事です。
我が愛すべき中華明星★高虎(ガオ・フー)さんが
昨年末から1月31日までやっていた舞台がまさに!
この张爱玲原作の「红玫瑰与白玫瑰」だったんですね。
いやぁ~知らなかった。
こっちのお芝居も、男と女の話のようです。
映画にもなっているとか。

张爱玲も有名な作家さんで、中国では「张迷」がいるくらいと言うので、
これはぜひ何か読んでみよう!と思いました。

<追記:2月3日>
张爱玲の小説を読んでみたい!と思ったのですが、
邦訳されているのはこの「ラスト、コーション」の映画ノベライズくらいみたいですね。
「赤い薔薇 白い薔薇」「傾城の恋」あたりをビデオかDVDで見るくらいしか、
张爱玲作品に触れるのは難しそうです。



COMMENT

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● うわーっ、気なるーー!
まや | URL | 2008/02/03(日) 01:13 [EDIT]
早速見に行かれたのですね!
この映画私も気にはなっているのですが、
李安は『グリーンディスティニー』での印象があまり良くないので
どうかなー、と思ってたんです。

ヒロインの描き方が女性蔑視だという攻撃もあったようですが、
阿吉さんの評価は良いようなので、機会があれば私も見たいと思います!!

しかし高虎が男と女の話ですか??
そちらもちょっと興味あるなあ~。
● >まやさんへ
阿吉 | URL | 2008/02/03(日) 21:11 [EDIT]
「グリーンデスティニー」は確かに、
最後はスッキリしなかったような…
「ラスト、コーション」も最後の「裏切られてから」を
もう少し魅せてくれても良かったかなぁ
と思わないでもないですが、
こういう監督なのかなと思っております。
観客に考える余韻を持たせる…というか?
今日、「推手」も見てそう思いました。

女性蔑視については、
多分、「過激な性描写」部分についてですよね?
時代が時代で女スパイな訳ですから、
結局「性=愛」を武器にする流れは必然かなぁ…
そこに至るまでのヒロインの決心が結構速くて潔いのですが、
無駄がない流れになっていて、
気持ちも、その裏も、スッと受け入れられました。
説明的ではないので、我々が想像で補うというか。
映像、演技、ストーリー、総合的に見て、
映画としては良かったと思います!
ご参考になりますかどうか(^^;

>高虎が男と女の話
でしょ~(笑)
いつまでも、そういう複雑な男女関係とは無縁の
”おぼこい男の子”=虚竹のイメージなんすけどね(笑)
色々舞台の映像見ても、
中国語がわからないとサッパリ?な
複雑な既婚男性の感情描いているようでした。
1人の男の内面を2人で同時に演じてましたから。
张爱玲の作風がそういう感じなんでしょうね~。

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