年年大吉
中国に関連するモロモロのつぶやきです。
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DATE: 2008/04/19(土)   CATEGORY: 中華映画
王妃の紋章
王妃の紋章」見てきました!


なんとうちの近所の映画館では1か所しかやってなくて、
しかも3週間限定という扱い…(^^;
まやさんやDさんの感想を聞いていたので、
ちょっとだけ身構えていました。
で、自分はどう感じたか?というと…

結構、興味深く見てしまいました。
(私の感想って甘口ですかね…)

以下、内容についてもちょっと書きます。
セットについて
公式サイトを見た時から感じてた事。
セットがハデすぎ(^^;
モノ凄い足し算!
もうちょっと何か引き算してはどうか?と思わないでもない…
目がチカチカするので、いかがなものか?とは思っていました。
でも映画館のスクリーンで見ると、PCのモニターより発光が抑えられていて、
そこまでチカチカはせず。…まぁ綺麗だし、アリかなと。
ただ、瑠璃の柱はちょっと凄かった。レインボーカラーですもんね(^^;
廊下によって、テーマカラーがちょっと違ってました。
密偵が宮中をウロウロしたりするのですが、
黒ずくめの衣装は逆に目立ちまくっておりました。

なんというか、オリンピック前に、国家の威信をかけて制作した!
とかいう事情もあったりするのでしょうか?
とにかくゴージャス!
セットじゃないけど、エキストラの人数も半端じゃないです。

衣装について
18金も使ったという、すごく豪華&重たい衣装だそうです。
よくこんなの着て動いたものだ。
周杰倫(ジェイ・チョウ)は撮影後、この衣装を買い取ったとか。
オブジェにするのでしょうか?

そして、彼のキャスティング決定時から思っていたのですが、
周杰倫(ジェイ・チョウ)に古装ってどうなんでしょう???
とても現代的な顔の方なので、やはり私としては馴染めませんでした。
「頭文字D」の時は違和感もなくて、とても良かったと思ったのですが。

そして、劉(リウ・イエ)もそうですが、二人とも首が短い!
それなのに、着物の前合わせをあんなにかき合わせたら、
いよいよ頭ばかり目立ってバランスが悪い気がします。
もうちょっとVゾーンを出してあげたら良いのに。
それでいくと、第三王子役の新人、秦俊杰(チン・ジュンジエ)は
首筋もスッとして綺麗だったので、なかなか古装が似合ってました。

ひとつ疑問!
皇太子の劉は鬚を生やしてませんでした。
第二王子の周杰倫は生やしてたのに。
武術の人じゃない、みたいな所を表現してたのでしょうか?
昔の王族は絶対、鬚を生やすものだと思ってました。

あと宦官のメイクは笑いました!

鞏俐(コン・リー)の噂の衣装は確かに凄かったです(^^;
あの胸元はフランス宮廷ファッションを意識した
って部分なんでしょうかね。
でも苦しそうだな~と思って見てました。
チャイナ風ネイルアートは可愛かったです。
黄金のつけ爪も大迫力!
いつも思うのですが、あれは装飾の意味だけなのでしょうか?

原作について
迷ったけどパンフレットも購入しました。
それによると、この映画、原作があるのだそうです。
「雷雨」1934年曹禺(ツァオ・ユー)原作の有名な戯曲です。
李小龍(ブルース・リー)も演ったことがあるとか。
という訳で、私は原作は読んでいませんが、
中華民国初期の炭鉱労働者と資産家の家のお話で、
封建社会バリバリの中での
思いっきりドロドロの人間関係を描いている、と。

…それが舞台を王家に移したので、
このような豪華な設定になったようです。
このドロドロは、
無理に王家にしなくても良いような気もするのですが、
製作費●億円!豪華絢爛!とかじゃないと
宣伝するのにもインパクトないですし、
観客動員も見込めないですもんね。

だからまやさんが言ってた
『壮大にはた迷惑な夫婦喧嘩(&親子喧嘩&兄弟喧嘩)』
というのは、間違いございません!(^^;
いずれにしても、この国の人民とか家来にはなりたくないなぁ…

演技について
…とか何とか書きましたが、
演技の面でいうとなかなか良かった!と思います。
劉、結構好きなんです。
この方、大柄だし男前だけど、
ヒーロー的ではなくて、ナイーブな役が似合うと思います。
「山の郵便配達」とか「小さな中国のお針子」とかもズバリそんな感じですが、
それでも主役というか、目立つ役でした。
でも「PROMISE」では結構変わった役で、
なんかあつかい酷いかも、と思わないでもないですけど、
やはりナイーブな内面を持つ、という点では共通している気がします。
今回も、目をむいて脂汗をタラタラ流しながら、脅えたりする所は
カッコイイ劉を見たい方には残念だけど、
この人じゃないと無理かな~と思いました。
ただ、自ら傷を負った後、
重陽の節句の為に一族勢ぞろい!のシーンで、
一人だけ椅子に腰かけてぐったりしてた所は
ちょっと笑ってしまいましたが…(爆)


鞏俐は相変わらず上手い!
この存在感はやはり替えが効かないです。
久しぶりの張芸謀(チャン・イーモウ)作品への出演。
まぁ危なげないです。

周潤發(チョウ・ユンファ)が悪役だっていうのには
ショックな方もおられるかもしれないけど、
やはりこの貫録も周潤發じゃないと無理かな~。

演出について
謀反の為、首に、菊模様の刺繍のスカーフを巻いて
国王へ向かっていく、第二王子を筆頭にした1万人の軍隊。
なんかこのイメージ、首に紅いスカーフを巻いた紅衛兵を思い起こさせました。
まぁこちらはすぐ鎮圧されてしまったんですけどね。

あとパンフレットは私的には買って良かったです。
加藤徹明治大学教授の解説が載っていて、
そこがとても興味深かった!
原題の「満城尽帯黄金甲」の由来となる、
黄巣(こうそう)の漢詩と古事が紹介されてました。
「菊」は「謀反」の象徴なんですって!
日本じゃ菊の御紋といえば天皇家の…ですが。
この映画とは関係ないですよね。でもなんか…ゾクゾク!

あと「重陽の節句」って日本じゃもうあまりお祝いしないし、
地味なイメージでしたが、
改めて考えると、この節句、なかなか味わい深いです。
黄色が持つ曖昧なイメージとか、秋という季節とか含めて。
菊=仏壇のお花というイメージでしたけど、改めないといけませんね。
「雨月物語」の「菊花の契り」も結構好きな話でしたし。
今年の九月九日は菊の花でも浮かべたお酒を飲んで、
お祝いしようかな~!

COMMENT

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● 今日、見に行きま~す!
まや | URL | 2008/04/20(日) 00:45 [EDIT]
>私の感想って甘口ですかね…

いえ、いえ、私が辛口すぎるのですよ・・・・・・(汗)
関西組で映画を見てから評論会(?)する予定なので、
そこでの皆さんの意見を改めてご報告しますね~~。

| URL | 2008/04/20(日) 12:36 [EDIT]
阿吉さんも、ご覧になられましたか!

これは、物語に感動する映画ではないですよね。
Dは、セットや衣装に感動しました(笑)

>無理に王家にしなくても良いような気もする
あ~、それはDも感じました。
たまに、日本で起こる家庭の悲惨な事件のような感じ・・・。
● >まやさんへ
阿吉 | URL | 2008/04/20(日) 19:02 [EDIT]
>私が辛口すぎるのですよ
ハハハ。でも今読み直したら、語り口は甘口だけど、
あんまり褒めて無い事に気付きました(爆)
映画の合格ボーダーラインが低いみたいです、私。

>皆さんの意見を改めてご報告
はい~!とても楽しみにしています!
● >Dさんへ
阿吉 | URL | 2008/04/20(日) 21:24 [EDIT]
>これは、物語に感動する映画ではないですよね。
そうですね。
ツッコミどころは、もの凄くあると思います…

>Dは、セットや衣装に感動しました(笑)
確かにセットや衣装のゴージャスさには
「参りました!」という感じです(笑)

>日本で起こる家庭の悲惨な事件のような
言えてます!
王妃が暴露!→第三王子が皇太子を…
→国王が第三皇子を…、という辺り!
人間のやることって国や時代が違っても
あんまり変わらないって事ですかね~。
違いは規模の大小くらいでしょうか。
● 見てきました~
ふたば | URL | 2008/04/21(月) 21:39 [EDIT]
はぅあ~ほんとキンキラキンでした!
内装のレインボーデコレーションにはちょっとやりすぎでは…とおもったんですがw凄まじくゴージャスでしたね!

女性陣の衣装でも、ついつい胸元に目が行ってしまい、
セリフよりもそちらに気をとられる始末…(笑)

とりあえず、あのらぐじゅありー感を大画面で堪能できたので
私的にはまあ満足でございました。最初からストーリーに期待してなかったってのもありますが…(^^;)

Manbo | URL | 2008/04/21(月) 23:40 [EDIT]
セットすごかったですね。
しかし以前、韓国の「酔画仙」という古装映画を観た時に
特典映像のメイキングで言っていたのですが、
規模としてはかなり小さなものなんですけど
その映画でも町のセットを作ったんですよね。
時代考証とかをかなり考えて、資材やら何やらにもこだわって、
だいぶ制作費の中の大きな割合を占めたらしいんですが、
結局、もったいないからということで
撮影が終わった後も一般公開されて残されたそうです。
で、この映画なんですが、
このゴージャスな宮殿やセットのかずかずは
はたして撮影が終わった後、どんな運命をたどったんでしょう(^^;
とても気になります…

周杰倫は、次男ですよね。
私もこの人は線が細い感じがして、
なんかNHK大河ドラマに出てくる若い役者みたいな
(その時代の人っぽく見えない気がするという)違和感がありました(^^;
まあ、異母兄弟という設定からすると、ある意味、それで正解だったのかも知れませんが…
● >ふたばさんへ
阿吉 | URL | 2008/04/22(火) 00:34 [EDIT]
>凄まじくゴージャスでしたね!
でしたね!!!
瑠璃の柱、公式サイトで見た時、
えらく浮いてるんでCGかと思ったけど、
パンフレットによるとホンモノらしいです。
刈谷崎省吾邸もビックリのゴージャスさ!

>女性陣の衣装でも、ついつい胸元に目が行って
確かに!(笑)
大きい人はより大きく、小さい人もそれなりに…
いつポロリとなるかとヒヤヒヤでした(^^;
叶姉妹も仰天の露出度!

>ストーリーに期待してなかった
文字にすると特にそうかもしれませんね~。

大人数で見て
その場でワイワイ言うのって楽しそうですね!
● >Manboさんへ
阿吉 | URL | 2008/04/22(火) 00:49 [EDIT]
>このゴージャスな宮殿やセットのかずかずは
はたして撮影が終わった後、どんな運命をたどったんでしょう(^^;
気になりますね!!
「満城尽帯黄金甲城」とかで残したりしそうです。
入場料大人1,000円くらいで!

>周杰倫
台湾の方で、歌手として人気ありますもんね!
今年の「春节联欢晚会」にも出たそうですが、
彼の登場で評判が良かったとか。
彼の国内外での人気にあやかろう、
なんていう部分もあったのかなと邪推してみたり(^^;

>異母兄弟という設定
原作の「雷雨」には
「第二王子の母への愛」は無いそうです。
その辺も含め、
彼のキャラは第三王子と比べても
何か別な感じがしましたね~。
● 見に行ってきました!!
まや | URL | 2008/04/23(水) 01:43 [EDIT]
日曜に総勢11人の大所帯で見に行ってきました~。
今回は字幕のおかげで余裕ができたからか、
なぜか最初見た時より評価がアップしました(苦笑)

>黒ずくめの衣装は逆に目立ちまくっておりました。

これ、鑑賞会参加の皆さんもつっこんでましたよ~。
忍者も黒服着用では全然、忍べてないし・・・。

>劉

前半普通に皇太子やっている時はミスキャスト?なんて思ったのですが、
後半の情けないキャラは彼にしかできませんよね~。(←褒めているつもり)

>周杰倫は撮影後、この衣装を買い取ったとか。

やっぱコンサートで「菊花台」歌う時に着るのでは?!(爆)
ちなみに私も古装より現代劇の方が合う気がしました

>昔の王族は絶対、鬚を生やすものだと思ってました。

そういえば歴代皇帝の肖像画とか見ると髭の人多いですね~。
まあ、皇太子はまだ若いからまだ髭なしだっただけかも。

>あの胸元はフランス宮廷ファッションを意識した

ロココ調チックでしたね!
私の中では「アマデウス」以来の胸元強調映画でした(^^;
鞏俐は体格も良いし、貫禄あるので衣装負けしていませんでしたが、
誰でも着こなせるファッションじゃないですよねぇ。

>この国の人民とか家来にはなりたくないなぁ…

ほんと、絶対なりたくないです!
夫婦喧嘩の巻き添えで死ぬなんて、勘弁して欲しい・・・。
しかしあんなに血が流れた後で淡々と儀式を行う姿は、
権力に対する人民のしたたかさとも解釈できそうです・・・。
● >まやさんへ
阿吉 | URL | 2008/04/23(水) 21:25 [EDIT]
観賞会、お疲れ様でした!
良いなぁ~楽しそうで!

>最初見た時より評価がアップ
ちょっとずつちょっとずつ、
隠しアイテムというか「これもしかして」みたいなネタが
あちこちにバラ撒いてそうですね。
色んな意味で面白かったです!
スカッとするかどうかは又別として(^^)

>忍者
あれ、やはり日本の忍者ですよね?
衣装とかも含めて(^^;
あちらの国ではなんて言うんでしょう??

>コンサートで「菊花台」歌う時に着る
小林幸子~!?(^▽^)

周杰倫は…
普通っぽさがウリなんじゃないかと(^^;
歌にしろ、普段の言動にしろですね。
ちょっとグレード高いめではありますが、
隣の兄ちゃん的な…?(←何言ってんだ)
古装はやはり様式美だと思うので、
表情や演技とかはオーバーなくらいの方が…
普通だったですもんね、彼は。

>血が流れた後で淡々と儀式
あの後、どうなの?という余韻を持たせて
終わりましたよね。色んな意味で。

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● 王妃の紋章
主映想館 2008/04/22(火) 23:34
2006年 中国 原題:満城尽帯黄金甲 ----------------------- 唐王朝滅亡後の五代十国時代を舞台とした とある王家の家族にまつわる愛憎劇。 国王...  [続きを読む]
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