年年大吉
中国に関連するモロモロのつぶやきです。
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DATE: 2008/04/23(水)   CATEGORY: 古龍
辺城浪子
古龍の「辺城浪子」を読みました~!

いわゆる古龍作品の絶版モノだったので、
ユーズドであちこちからかき集めて購入!

表紙は私の好きな正子公也さんの絵でございます(^^;
全く関係ないですが、
古装の女性は「胸の露出」よりも「脚の露出」の方が色気あるなぁ~
と思う今日このごろ…
「王妃の紋章」の影響かもしれません(^^;

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本当は九州幇会前に読み終わっておきたかったのですが、
間に会いませんでした(^^;


「辺城浪子」は小李飛刀シリーズの4作目という事になるようでございます。
小李飛刀とは、言わずと知れた「多情剣客無情剣」の李尋歓の事です(^^)
李尋歓はカッコ良いですよね!

以下、内容にもちょっとだけ触れます(^^;言い過ぎると面白くないんですが…


我らが小李探花、ご本人は噂だけで出て来られませんが、
その弟子、葉開が主人公の一人です。
(彼の弟子だという伏線は、結構、前の方から張られてます)
「恨みは解いても結ばず」を信念としており、
「命を助ける刀」を使うというところがカッコイイです!
普段は刀を見せません。
そして刀を使う時も、その手は見えないくらいに早い!
「葉開という名は、木の葉の葉に開朗の開」というとおり、
明るい性格です。
女あしらいもウマイし~(^^)名言も多いようですよ。

一方、もう一人の主人公、傅紅雪。
刺し絵で見ても、かなりビジュアル系な、影のある若者。
真っ黒な剣を常に握って離しません。そしてその剣は早い!
生まれてからずっと仇討の為に生きてきた、という真っ黒な青春。
仇討が終わったらどうやって生きていこう?っていうくらいなもんです。
「友達なんていらない!」と公言し、頑なです。
色々な意味で犠牲者。
そんな所が、母性本能をくすぐる、と言えなくもないですが、
仇討以外の教育はされてない為、対人関係的にはまだ幼く、
女性にモテそうでモテない(^^;理性を失ったりする場面も…
そんな傅紅雪がだんだん変わっていく、というのも物語の柱の1つです。
「天涯明月刀」はその後の傅紅雪のお話だそうですので(発表は先だそうですが)、
そちらではどんだけ「男」になっているか知りたいですね!
でも日本未発表…(爆)

1巻終わり近くまで、
傅紅雪と葉開が18歳くらいという事に気付きませんでした(^^;
それくらい世慣れている(=葉開)というか、老成している(=傅紅雪)というか。
相変わらず古龍の主人公は渋い!18歳じゃなくて30歳くらいかと思ってました。
しかしこの二人の陰陽コンビの対比が何とも言えません。


路小佳は、古龍作品にありがちな、
大物として登場するけどすぐに殺される役か?!
というくらい大袈裟に登場してきたのですが、かなり最後まで生き残ってました!
この人も独特の個性があり、カッコイイです!
殺しの作法があるとか言うところ…
この人も18歳くらい。(もちろん出来あがってます)

この3人の関係性は微妙です。
時に敵となり、友人のようでもあり…
付かず離れず。

すっかり大人になった阿飛もちょっとでてきます。
なんか友情出演、って感じでしょうか。
彼も「多情剣客無情剣」の登場人物です。
お酒はやめたものの、その独特の雰囲気は相変わらずでカッコイイです!
若いころの失敗を肝に銘じているわけですね。

さて、続いて女性陣。

丁霊琳は葉開の恋人で、葉開と同じく陽性、丁家のお嬢様です。

翠濃は傅紅雪の恋人です。
この傅紅雪と翠濃との関係がとてもドロドロしてるというか、
ものすごく人間臭いです。
なので、行動に一貫性がないというか、迷ってばかりなのですが、
それが逆にリアルだなぁ~と思います。
最初、ボスキャラかと思いつつ読んでいました。
でもそういう事じゃなくて、女性特有の心の揺れ動きだったんですねぇ。

全体的に描写がリアルです。
金庸作品でも、主人公が放浪してる時は
木の実を取って食べたりして苦労しますが、
古龍作品で苦労してるというと、もうほんと、ドブの匂いがしてきそうな程、
辛さがにじみ出てます。プライドも捨てる程の苦労といいますか。
それだけ悲惨な感じがあるからこそ、更にそれに耐えたからこそ、
今の地位に固執してたり、復讐に燃えたりするんでしょうね。
女性の恨みにしたって、根が深いです。
そこんとこ凄いな~と思いました。

で、私のファースト古龍は言わずと知れた、ドラマ「大旗英雄伝」
なので、どうしても頭の中で、そこに立ち返りながら読んでしまいます(^^;
絶対否定されると思うけど、
傅紅雪が雲錚に見えてしまいました!!

雲錚の方が断然××ですが、
「絶対仇討するぞ!」と凝り固まっている所、とか、
恋人の過去をつい疑ってしまう所、とか、
勘違い、とか、
そういうところが似てないでしょうか(^^;
もちろん傅紅雪の方は、
武芸の腕は超一流なので、頼りになるんですけど。
とにかく、原作で読む分には、
傅紅雪の心の動きとかもちゃんと描いてあるので
割と納得して読み進む事が出来ました。

岡崎先生のあとがきも、当然ながら面白かったですよ!

私の場合、古龍作品を読むとき、
アレコレ比較しながら読んでしまうのは何故でしょう?

次は「楚留香」にチャレンジします!

COMMENT

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● 美脚~
薩摩の豆剣士 | URL | 2008/04/24(木) 10:04 [EDIT]
阿吉さんも、美脚の持ち主でスモンねぇ~
夏あたりに、幇会して、美脚を拝まなければ~
● >重剣さんへ
阿吉 | URL | 2008/04/24(木) 21:46 [EDIT]
いやぁ~B脚ではなく、O脚なんで…(爆)
● 買っちゃおうかなぁ・・・・。
| URL | 2008/04/25(金) 14:59 [EDIT]
ただいま、まやさんのところで、紹介されていた、
北宋風雲伝の購入をしばし迷っているのですが、
(・・・「しばし」、なのでほとんど購入決定なのですが・・・笑)
コレ、欲しいです。でも、やっぱり、かき集めなんですよね~。
本当は、多情が欲しいのですが、素晴らしくお高いので、諦めました(笑)

ちなみにDは、X脚です(爆)
● >Dさんへ
阿吉 | URL | 2008/04/25(金) 21:51 [EDIT]
>北宋風雲伝の購入
私も興味津々なんですよね~。
読みたい本、見たいDVD増える一方です…

>コレ、欲しいです。
なんだったらお貸ししましょうか??
そして感想をお聞きしたいです!(^^)
でも、現時点で私一番のお勧め古龍は
「多情剣客」!ゆるぎませんね~!
(これは持ってないんですが…)

>X脚
え~!まっすぐでしたよ(^0^)
● むむむ。。。。次々と。。。。
まや | URL | 2008/04/27(日) 13:12 [EDIT]
阿吉さん、本読むのはや~~い!
どんどん課題図書が溜まっちゃいます(^^;

今陸小鳳伝奇シリーズは2まで読みました!
3は一緒にポチった本の入荷が遅くてまだ読んでないんですけど・・・(泣)、
かなり面白いのでこっちもポチりそうです。

あ、それから「傾城の恋」、図書館で発見して読みましたよ!
短編が3篇入っていたのですが、訳者の方の文体が合わなかったのか、
最初はちょっと入り込みにくかったんですが、
スートーリーとしては「傾城の恋」はけっこう好みでした。
● >まやさんへ
阿吉 | URL | 2008/04/27(日) 22:40 [EDIT]
>今陸小鳳伝奇シリーズは2まで読みました!
私はこのシリーズは3が好きでしたね~(^^)
ほんとは続きが気になるのですが、
4以降の邦訳、出そうにないですね・・・

>こっちもポチりそうです
2巻目以降からが盛り上がりました!
1巻目は謎が多くて、考え考え読み進みました。
但し、しつこく言いますが、
MyBest古龍は「多情剣客無情剣」です!
で、「辺城浪子」だったらお貸ししますよ!
言って下さいね!
「楚留香」も入手はしましたが、
ちょっと古龍は間をあけて
現在は「侠客行」を文庫で再読中です♪

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● 読書感想『辺城浪子』
ふくふくはうす 2012/05/28(月) 16:38
久々の読書感想です(^_^;) 読んだのはこちら。 辺城浪子〈1〉 (小学館文庫)(1999/06)古 龍商品詳細を見る 辺城浪子〈2〉 (小学館文庫)(1999/06)古龍、岡崎 由美 他商品詳細を見る 辺城浪子〈3〉 (小学館...  [続きを読む]
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