年年大吉
中国に関連するモロモロのつぶやきです。
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DATE: 2008/04/24(木)   CATEGORY: 中華雑記
重陽の節句
映画「王妃の紋章」では「重陽の節句」がキーワードでした。
で、この節句、日本ではすっかり忘れられています。
何故か気になる~!と、まやさんもblogでおっしゃってましたが、
私も気になります(^^;

という訳で、今語るには季節がズレてますが、
色々調べてしまいました。

中国では同じ奇数が重なる日を尊ぶ、という風に聞いていて、
1月1日(元旦)、3月3日(桃の節句)、
5月5日(端午の節句)、7月7日(七夕)ときて、
9月9日(重陽の節句)がそれな訳ですが…
実は、大きな勘違いをしてました!
「五節句」と言うと、
1月7日(若葉の節句=七草)、3月3日(桃の節句)、
5月5日(菖蒲の節句=端午の節句)、7月7日(七夕)、
9月9日(菊の節句=重陽の節句)で、
1月1日元旦じゃないんですね~!ここだけゾロ目じゃない!

「節句」という日本語と、中国語の「节」は、ほぼ同じ意味だと思っていたのですが、
「节」は「祭り」という意味もあるようです。
「ビール祭り」は「啤酒节」となるわけですし。

あとクリスマスが「圣诞节」で、
バレンタインデーが「情人节」と言うのもあります。
「××デー」「記念日」みたいな意味もあるようです。

月餅を食べる「中秋節」とか、ランタン祭りの「元宵節」も
「節句」なのかと思っていたのですが、
とりあえず、「五節句」には入らないようです。

その他、「清明節」というのまであることを知りました。
これはお墓参りの日らしいので、お盆か、お彼岸みたいな日でしょうか。
日程的には新暦4月5日だから春のお彼岸が近そうですが。

で、話を「重陽の節句」に戻します。

この日にやる行事(?)としては、
前日から菊の花に綿を巻き(「着せ綿」と言うそうです)、
その香りと夜露を綿に移して、
それで身を清めるというものがあるそうです。
これで「老を棄てる」ことができるとか!
なんかイメージがきれいですね~!
この習慣は中国には無く、日本に渡ってから始まったとの事。
平安時代くらいから貴族が始めたとか。
庶民は栗御飯を炊いて祝ったそうです。
やはり「黄色」つながりって事なんでしょうか。

京都の上加茂神社では、重陽神事を今でもやっているそうですよ!
菊酒の無料接待もあるという事なので、
ぜひまやさんに行っていただきたいです!
烏相撲なんてのもあって面白そう(^^)

あと、現代に残る重陽の節句のなごりとして、
菊人形展や菊の品評会などがあげられます。
その他は「長崎くんち」「唐津くんち」なども!
この「くんち」は「9日」がなまったもので、収穫祭的な要素があるとか。
「長崎くんち」は見に行った事がありますが、山車を曳くんですよね。
長崎らしく、山車も南蛮船を模したモノなどがあります。
どちらのお祭りも九州方面ですな!
大陸に近い事と関係あるでしょうか???
にしても、全然「菊」とはかけ離れたお祭りです。

なんで日本では廃れてしまったのか???

明治以降、急激に廃れたという事ですが、
新暦9月9日だと菊が開花してないからというのもありますが、
「公的性格」が強すぎて、民衆に浸透しにくかった、というのもひとつの理由とか。

あと、私の勝手な想像ですが、
菊はどーしても仏事の花というイメージが強いです!
菊の香りっていうのも嗅いだことないし…
(お線香のにおいとゴッチャになってる)

更に、「桃の節句」や「端午の節句」と違い、
人形メーカーさんも関係ないし、
商業的に盛り上がりそうじゃないですよね。
頑張るとしたら…菊農家でしょうか?

それから映画「王妃の紋章」で言うと、
「重陽の節句」は家族の繁栄を祈るわけですよね?
現代だと核家族化してきてるし、
あまり「一族の繁栄」を祈るというのも流行らなさそうです。

と、いう訳で、「重陽の節句・盛り上げ計画」(妄想)
高みに昇って景色を楽しむ、という風習を復活させる為、
日本各地のタワーとか山頂の夜景スポットで「重陽祭り」を開催!
周りには菊人形を配置!(水戸黄門とかの)
先着100名様には菊酒(菊正宗あたりがスポンサー)の振る舞い酒!
女性のお客様には先着50名様に「着せ綿」を配布!
特設ステージでは「菊娘コンテスト」!
ついでに便乗して「菊饅頭」なんかの屋台も!
…なんてどうですかね??(^^;

ついでに、「雨月物語」の事も思い出して調べたりしてたんですが、
あれ、「菊花の契り」って衆道系のお話だったのですね・・・(爆)
怪談としか意識してなかったけど…(^^;
で、「菊」が後ろの門を意味してたり、とか言うのもあるらしく、
なんか菊の花のイメージって「仏壇の花」だったり「薬」だったり
「天皇家」だったり、「×××」だったりで複雑~~!と思ってしまいました。

COMMENT

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● 菊の節句
ximei.z | URL | 2008/04/25(金) 00:09 [EDIT]
重陽節・・・と言う言葉は、私が生け花を習っていた時に聴き覚えがあります。
九月の重陽節には、菊の花を活ける風習が有るようですよ。
だから、別名菊の節句とも呼ばれています。

私の属していた流派は、小野妹子が中国より持ち帰ったと言う生け花です。 そんな事も関係してるのかしら?

九月には、伝統的な生け花「生花」で大菊の花だけをお稽古の度に練習した事を思い出します。五本活け、七本活け、九本活けと本数を増やすんですよ。

菊の花は、四君子と呼ばれて、華道『池坊』では、とっても位の高い花なのです。

懐かしい、華道の話をしてしまいました。 
映画を見たときにも、お花の世界を思い出していたんです。
● >xi姐さんへ
阿吉 | URL | 2008/04/25(金) 00:48 [EDIT]
華道をされるのですね!
恥ずかしながら、
私、お花については全く詳しくなくて…(^^;

>五本活け、七本活け、九本活け
やはり奇数なんですね。
バランスも関係しているのでしょうか?

>菊の花は、四君子と呼ばれて
蘭、竹、菊、梅、の事ですね!
今、調べて初めて知りました!
確かに、いけばな展で良く見かけるお花たちです。
そうか、お花にも格があるんですね~!

「生け花」も奥が深いですね~!
節句にお花は付きものですし、
生け花から見るともっと広がりそうです!
● ありがとうございます!
まや | URL | 2008/04/27(日) 14:03 [EDIT]
色々詳しく調べていただいてありがとうございます!
自分でちゃんと調べろよ!、って感じですね・・・。(反省)

>「五節句」と言うと、1月7日(若葉の節句=七草)
>上加茂神社では、重陽神事を今でもやっているそうですよ!
>「長崎くんち」「唐津くんち」
どれも知りませんでした!上賀茂神社か・・・、今年、行ってみようかな。

実は子供の頃、祖父が菊作りにはまっていたせいで、
毎年秋になると色とりどりの菊の花に囲まれていました。
でもやっぱりお葬式のイメージがあるし、
「どうして菊ばっかつくるの~~!他の花もつくって~~!」
なんて文句を言っていたのですが(苦笑)
でも今は、そんな祖父との思い出とつながるので、菊は好きな花になりました。

それから、花らしい、甘い香りではないのですが、実は結構菊も香るんですよ。
確かに線香とか薬とかのイメージに近い、渋めの香りですが・・・。
そんな香りと秋の寂しい印象ゆえに、「隠者の花」ともいわれるのかもしれませんね。
● >まやさんへ
阿吉 | URL | 2008/04/27(日) 23:02 [EDIT]
>自分でちゃんと調べろよ!
とんでもな~い!(^^)
私も同じく気になっていたので、まやさんが同じ視点だった事が嬉しかったです!

>祖父が菊作りにはまっていた
良いご趣味ですね!菊作りは難しいんでしょう?
でも確かに、子供はバラとかチューリップの方が好きかもしれませんね(^^;

太宰治の「清貧譚」が江戸時代の菊作りがテーマになっていたのを思い出し、今、あとがきを見返してみると、これは太宰が中国(清代)の「聊斎志異」という怪奇小説に触発されて発表した、とありました。
なんか「菊と中国」は当然としても、「菊と怪奇」は結び付きが強いのでしょうか?(あ、「王妃の紋章」は別に怪奇じゃないですね。とすると、ほかは「菊花の契り」と、横溝正史の「犬神家の一族」くらい?)まぁ「牡丹灯篭」なんていう怪談もあるので、必ずしも菊だけが…という事はないでしょうけれど。霊験がありそうなイメージかもしれないですね。

>実は結構菊も香る
嗅いだ事がないんです(^^;今度やってみますね!

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